こんにちは。3Kanαというものです。普段は日曜数学者だったりプログラマだったりしています。音ゲーもするしMMDerでもありますが……。なんかこう見ると自分の肩書き大分面白いですね。
まあそんなことはどうでもよくて、「C言語を始めてみたい」という人向けに少しチュートリアルを自分なりに書きたいと思います。最近はプログラミング言語も種類豊富になって、C言語からやりたいっていう人は稀なのかなという気がしますが、少しは需要があることでしょう。
個人的には今でも初めてプログラミング言語に触れる人にはC言語がいいと思っています。C言語ができるようになれば他のC#とかJavaとか、あるいはPythonとかもすぐ理解できると思うんですよね。ただもちろん必ず昔からある言語からやる必要は無いし、RubyやらPythonから始めても全然いいわけですけど……。実際私もすぐにC言語やめてC++に乗り換えましたから()
というわけで、チュートリアルを初めていきましょう。基本的なパソコンの操作はできる前提で話をします。
1. 専用のテキストエディタを用意しよう
これは必須というわけではないのですが、やっぱり何かプログラミングに特化した機能が備わっているエディタがあると作業効率も上がります。本当に最初のうちはWindows付属のメモ帳とかでも全然いいと思いますが、多数のクラス、ソースファイルを管理する必要があるレベルになるとそれでは難しいですよね。私はJavaにはEclipse、それ以外だとVS Codeを使っています。
2. コンパイラをインストールしよう(MinGW)
プログラミング言語によっては、ソースを書いてそれを機械に読ませるために変換する必要があるものがあります。この作業が「コンパイル」というやつです。そして、この作業をしてくれるのがコンパイラですね。
C言語のコンパイラというといくつかあるのですが、ここではgccというのを紹介します。
参考:
https://webkaru.net/clang/mingw-gcc-install/
MinGWのインストーラーをダウンロードするために、以下の公式サイトへアクセスします。
http://www.mingw.org/download/installer
そうしたらmingw-get-setup.exeというファイルがダウンロードされると思いますので、ダウンロードが終わったら実行してください。
起動したら、「Install」をクリック。
次の画面でインストール先を決めることができます。設定が終わったら「Continue」。
クリックすると、インストールが始まります。プログレスバーが100%になったら、また「Continue」を押してください。以上でMinGWのインストールは終了です。
さて、次に「MinGW Installation Manager」というのが起動するかと思います。
右上のPackageというところに、「mingw32-base」と「mingw32-gcc-g++」というものがあるはずです。
それぞれクリックして、「Mark for Installation」を選択して項目にマークをつけた状態にします。
マークが付いた状態になったら、上部のメニューから「Installtion」をクリック、中から「Apply Changes」を選択します。開いたウィンドウで「Apply」をクリックするとパッケージのインストールが始まるので、終わったら「Close」で閉じましょう。
これでgccのインストールが完了しました。
パスを通す
あとは、コマンドプロンプトから簡単に呼べるようにパスを通しておきましょう。
Windowsの「コントロールパネル」から、「システム」を開きます。
「システムの詳細設定」から、プロパティを開いて「環境変数」をクリック。
「システム環境変数」から「Path」を選んで「編集」します。
「新規」を押して、次のパスを追加してください。(先程インストール先を変えた場合はそれに沿ってください)
C:¥MinGW¥bin
追加できたら、「OK」を押して閉じましょう。
コマンドプロンプトを立ち上げて、以下のように入力してgccの情報がずらっと出てきたら成功です。
gcc --version
お疲れ様でした。