ペンギンの「ペンペン」が現れて何かしゃべるところまで。#protoout #AR pic.twitter.com/mew6weQHUA
— 3do. (@3doHi) November 17, 2020
#「イヤイヤ期」を解決する子育てサポートWebARアプリケーション
現在、イヤイヤ期を迎えたこどもを持つパパ/ママ向けの子育てサポートWebアプリケーションを作成中です。
試作の状態のため、「アプリケーションを作ろうと思った背景」や、「プロダクトの全体像」、「解決しようとしている課題とその狙い」などの詳細説明は、本記事では割愛しますが、制作の状況や、完成品はQiitaにも都度アップデート出来ればと思っていますので、ご興味あれば引き続き記事のチェックお願いします!
ざっくり言うと、こどもの『ごはんのイヤイヤ(最後まで食べずに遊びたい)と、その後のお風呂のイヤイヤ(お風呂入りたくない)を、お風呂場にあるおもちゃのARコンテンツで解決したい』と思っています!
現時点で出来ている下記2点までで、娘に使ってもらうテストをしてみましたので、その様子と、見えてきた改善点などを記事にしてみたいと思います。
・ARマーカーを読み取りマーカー上にモデルを出現させる
・モデルを画面に出現させたタイミングでmp3音源を再生する
#娘に使ってもらい、その様子を観察した
1.使用感
1才11か月の娘にはARの世界観を理解してもらえるか(怖がったりしないか)、反応が読めませんでしたが、スマホをかざすと、現実には存在しないペンギンが現れることにかなり興味を示し、楽しんでる様子でした!スマホの中を覗き込んだり、スマホの外からマーカーを直接見たりしながら、「現実にあるようで無い」世界観をニヤニヤしながら楽しんでいました。
一方で、よっぽど楽しいのか何度も何度も「スマホをかずす」→「やめる」の繰り返しとなり、終わりのない感じになってしまいました。この点は、アプリケーションとしての「終わり」を準備してあげる必要性を感じました。
2.効果
ペンギンのARが出現したタイミングで、アプリケーション内で流れる「●●ちゃん、お風呂に入ろう!」という音声については、「・・・お風呂」と小さな声で呟いていたので、「お風呂」というキーワードは認識してくれたと思います。さらに妻が「ペンペン(←我が家のペンギンの愛称)がお風呂で待ってるってよ~」と促すと、いつもよりスムーズにお風呂場に向かってくれました。そして、お風呂場にいるペンペンに対面したときは「あーペンペンだー!」と言って、嬉しそうにペンギンのおもちゃを手にしていましたので、お風呂に入りたくないという「イヤイヤ」の改善効果は、ある程度見込めるのではないかと思いました!
ただし、初めてだったので、目新しもあり、良い反応を示したということもあると思いましたので、継続して利用してもらえるように、ペンギンだけでなく「今日は誰がお風呂で待ってくれてるだろう感」が必要な気がしました。
3.妻へのヒアリング
娘の反応は結構いいね!という同じ評価をもらえましたが、下記3点の指摘ももらいました。
・ARモデルのペンペン(ペンギン)がリアルすぎてお風呂にいるおもちゃとギャップある。
・娘の操作だと、スマホが固定できずARマーカーの読み取りが途中で切れてしまうことが何度かあった。音声が途中で途切れてしまうと、「お風呂に入ろう!」というキーワードまで辿りつかない。
・うちの娘以外の反応も見てみた方が、色んな観点で評価できるのではないか。
#ということで、今後考えたい対策
見えた課題 | 対策 |
---|---|
ARが楽しくて終わりがない | 音声再生が終わったらペンペン(←我が家のペンギンの愛称)が自ら立ち去るようにしたい |
継続して利用してもらえるかわからない | ペンギンだけでないARモデルも準備したい |
ARモデルのペンペンがリアルすぎてお風呂にいるおもちゃとギャップある | もう少しデフォルメされたペンギンのARモデルを探す |
娘の操作だと、スマホが固定できずARマーカーの読み取りが途中で切れて、音声が途切れてしまう | 対策検討中(持ちやすそうなカメラ型のスマホケース買ってみたので次はそれでテスト予定) |
我が子以外のこどもの反応が悪い可能性がある | 検証に協力してくれる人を探して、色んなフィードバックをもらう |
#今回は以上。引き続き頑張ります! | |
とりあえずはベースとなる機能と簡単な検証は成功したとと思うので、今回見えた課題の改善に取り組み、より良いモノを引き続き目指していきたいです!! |
続く。