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Excel手順書をチェックするのが辛いからAIにレビューしてもらった

Last updated at Posted at 2025-12-18

自己紹介(?)

ウ...ウソやろ...こ...今年があと 14 13日...?!

(本当は12/17に投稿する予定でしたが、諸事情により翌日になりました)

m10i です。

今日は"今"絶賛開発中のタイトルのシステムについてです。

早くも宣伝

こちらの記事はctc Advent Calendar 2025の記事となります
この後もctc(中部テレコミュニケーション株式会社)のメンバーが技術にまつわる知見を投稿していきますのでご期待ください

手順書の確認が...

辛いですよね :tired_face:

弊社も多くのサービス設備があるため、それぞれのメーカ、機種、お客様のオーダに応じた手順書を都度作成したうえで作業に臨んでおります。

自動化も勿論進めているのですが、どうしても人が確認した上で行わなくていけない作業がございます。

そんな時、必ず作るものがあります。

┌───────┐
│ 作業手順書 │
└───────┘

です。

0からExcelで作るような作業は特別対応なのですが、定型作業についてはテンプレート化を進めてます。
ですが、そんな弊社で「手順書の品質」が問題となってました。

本来は「手順を標準化し、誰が実施しても同じ結果が得られるようにするための文書」が作業手順書なのですが、

  • テンプレート作成時点で手順や確認方法が曖昧
  • 職人技が入りすぎて作った人しか分からない

などの問題もありました。。。

じゃ、どうしますか?

手順書を直しましょう!
→手順書膨大にあります!!
→細かいチェックする時間がない!!!

:scream:

なら、AIに頼めばいいじゃん!

というわけで本題になります。

作成中かつ、外販計画もあるらしくソースコードは開示できないのですが、色々試行錯誤をした所、こんな形に落ち着きました。

  • Excelファイル(xlsx or xlsm) を Python(FastAPI)にアップロード
  • Excelファイル内のシートおよび行単位でテキスト化(AIには行が分かるよう、行番号を付与)
  • OpenAI(chat.completions)でシステムプロンプト + ユーザプロンプトに テキストデータを添付して 問い合わせ
  • 問い合わせおよび結果は事後に監査するため、全てのデータをデータベースに保管
  • もちろん問い合わせした人を追跡するため、APIアクセスにはサインインを必須(弊社はEntraID SSOを実装)

以下はシステムプロンプトの抜粋(サンプル)となります。

# 指示(このメッセージに従って回答してください)
以下の手順書データ(後でユーザデータとして提供します)について、必ず日本語で、Markdown形式で回答してください。  
出力は短く簡潔にし、[確認No]ごとに見出しを付けてください。  
なお 「AIチェック対象外」の[確認No] は確認せず、見出し & スキップ済み とだけ回答。  
最後に具体的な追記テンプレートや長い提案は含めないでください(不要)。  
  
## 各セクションの出力フォーマット(必須)  
- Markdownのフォーマットで結果出力する事。
- [チェック項目]および[合格基準]を満たせてない[確認No]があれば、不備箇所(行番号)と問題点を回答。
- 評価: 「合格」または「❌不合格」を表示。
  
## 必ず守ること
- 回答はすべて日本語で Markdown 形式にすること。
- 各項目は[確認No]で分けて出力すること。
- 「最後に提案(具体的な追記テンプレート等)」は出力しないこと。
- 最終的な合格数および不合格数のカウントと、合格率を出力すること。

---

↓この後に具体的な[確認No]、[チェック項目]、[合格基準]を羅列↓

結果は?

「なかなか良い感じにレビュー」をしてくれました!

ただAIによるところであるため、課題もあります。

  • 最終的な確認はレビュアー(確認者)にしてもらう
    「値」が記載されているか?の判断はできるが、その「値」が正しいかは人による確認が必要
    例) 名古屋1局、名古屋2局といった違い
  • 利用したLLMによって結果に揺らぎが生じる
    100%の合格率にならないことも
  • Excelに貼られた画像などは現状未対応
    OCRするのは難しい(仕組的にも予算的にも...)

私は引き続きWebUIを開発する作業に戻ります:triumph:
皆様もAIを活用してどんどん幸せになりましょう!

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