チームの学習サイクルが習慣化するにはレトロスペクティブを愚直に定期的にやるってのはある意味よくあるパターンなわけですが、大きなことを目指しているチームにかぎってその時間がとれなくなるって、あるあるかなと思います。
そうなってくると致し方なくレトロスペクティブの時間を短くしたり、もっと進行するとレトロスペクティブをやらなくなったりしますよね。
もちろんレトロスペクティブは手段であって目的ではないのでレトロスペクティブが行われないことが問題ではないのですが、こういうことが起こるチームはタスクに追われるだけの状態になっていることが多いです。つまりこうなります。
私のチームはちょうど最近「時間確保が難しい」という状況だったのですが、「じゃあ、短い時間で意味があるレトロにしてやろうやんけ」ってのが今日のお話です。
どうすべし・・・?
時間を短くするには・・・?と考えたときにパッと浮かんだのは
「結論を出す時間を短くすればいい」
はい。当たり前ですね。
レトロスペクティブで時間がかかりがちなモノの代表選手は以下のようなのかなと思います。
- 他の参加者に共有する
- 理解のために質疑する
- 何をするべきか優先順位を付けるための議論をする
- アクションを話し合う
これを全部なくしちゃいました。
で、何したんず?
とってもシンプルです。
今の過ごし方の棚卸しを機械的にやれば、上手く行っていること、習慣化していること、なんとなく続いているけど意味ないことにマークを付けられるのではと発想し、それを見て1つ2つ変えたいことが出てこればいいかなぁと考えました。
0→1を生み出す労力よりも1→1.1 or 0にするのは楽ですよね。
準備
- チームの活動プロセスをなるべくイベント別に箇条書きでNotionに書き下した
- これまでのレトロスペクティブで出たアクションも↑のカテゴリでNotionに書き下した
当日
- 書き下した内容に対して挙手制で1項目10〜15秒程度で意思表示し、現状を棚卸ししていく
- 「変えたい」とマークされたものをどう変えるかをパッパと話す
- 新しくやりたいことも話す(※今回は出なかった)
こんな感じ
どんだったんず?
時間通りに終わった!
なんと15分間で終わりました!
棚卸し7分、プロセス変更の検討が8分です。
わかりやすいプロセス変更が挙がった!
やめることが5つ。変えることが4つ挙がり、そのうち2つはその場ですぐにできる変更が具体的に決められました。
成長を止めるな!!
チームの成長を止めるべからず。レトロスペクティブはそれを継続するための、シンプルなフレームワークです。時間がなくてもやれることはあります。工夫で乗り切りましょう!
(注:レトロのタイミングじゃなくても改善してもいいんですよ。それができるようになったらレトロっていうセレモニーは要らなくなるかもね)

