やりたかったこと
WindowsでXサーバを動かしてX転送する場合、一昔前ならXming、最近だとCygwinを使うのが一般的な気がするけど、インストーラーで導入可能なXサーバを見つけたので、せっかくだからChromeのSecure Shell Extensionから利用する方法のメモ。
Xサーバの準備
https://sourceforge.net/projects/vcxsrv/
インストーラーを拾ってインストールするのみ。
chrome Secure Shell Extensionの準備
chrome拡張でSecure Shell Extensionをインストールする。導入後にメニューからOptionsを選んで、表示されたページのEnvironment variablesに以下を追加する
"DISPLAY": "localhost:0.0"
行区切りにカンマ,
がないと設定が入らないので注意。
さらにConnection Dialogで接続先サーバを設定する際に、SSH Argumentsで-Y
を追加する。
その他、鍵の情報などは必要に応じて設定。
利用
VcXSrvが起動していなかったら起動する。
chromeのメニューからSecure Shell Extensionを選択し、サーバに接続後Xのアプリケーションを起動すれば、WindowsのXサーバ上にアプリ画面が表示される。
トラブルシュート
うまく動作しない場合は、接続先のサーバで環境変数にDISPLAYがセットされているかなどをチェックすればいいと思う。