ファイルの場所が分らない
まずこれ!
頭の中がアナログな私にはrails newで作成されたアプリのファイルがどういう構造になっているのか分かりませんでした。
なんたって全部アルファベットなんですもの。
私は全て紙に書いて行きました。
そう、appからREADME.mdまで全て。
こんな感じに最初はなっているかと思います。
今回は最初に理解しておきたいアプリケーションを作成する時にメインでいじるファイルがどこにあるのかを確認しましょう。
それ以外が後から徐々に理解が進みますので焦らないで大丈夫です。
画像の左上にあるappこれがアプリケーションの本体です。
appはアプリケーションの略ですね。
この中で最初に必要なのは、assets(アセッツ)・controllers(コントローラーズ)・models(モデルズ)・views(ヴューズ)の4つです。
それぞれ、ページの装飾、操作、データ、画面の表示を司るファイル群です。
assets(アセッツ)
ページの装飾に関係する物が入っています。
assets(アセッツ)の中に4つフォルダがあるかと思います。
- config(コンフィグ):ジャバスクリプトの設定などが入っています。
- images(イメージズ):埋め込み等で使用する画像などを入れておきます。
- javascripts(ジャバスクリプト):ジャバスクリプトのコードが入ります。
- stylesheets(スタイルシート):CSSが入ります。
controllers(コントローラーズ)
- application_controller(アプリケーションコントローラ):初期から存在します。アプリケーションで共通のコントローラです。
- その下:自分で作成したコントローラです。
models(モデルズ)
- 基本全て自分で作ります。
views(ヴューズ)
各種HTMLが入ります。フォルダ名はコントローラ名と一致しています。
この中のusersは = users_controllerからきています。
次にconfigです。各種設定ファイルが入っています。
###routes.rb(ルーツ)
ルーツ、つまり経路(ルート)の複数です。
コントローラやモデルなどアプリを動かす物を繋ぐ道のような役割です。
次にdbです。各種データベース関連ファイルが入っています。
migrate(マイグレート)
最後にGemfileとGemfile.lockです。
この2つは、色々な機能をアプリケーションにインストールする時に使用します。
- Gemfile(ジェムファイル):gem(ジェム)と言われる機能(アプリのようにパッケージされたもの)を記載して置く場所
- Gemfile.lock(ジェムファイルロック):ジェムをインストールするたびに生成され直され、このアプリケーションで使用しているジェムの情報(バージョン等)を表示、固定しています。
まとめ
今回はファイルの場所を整理していきました。
最初に覚えたいのは8つだけです。
appの中にあるassets(アセッツ)、controllers(コントローラーズ)、models(モデルズ)、views(ヴューズ)
configの中にあるroutes.rb(ルーツ)
dbの中にあるmigrate(マイグレート)
それとGemfileとGemfile.lockです。
なんの役割のファイルがどのファイルの中にあるのか。
それが整理できればだいぶスッキリしてくると思います。