macOSでWebサーバーを立ち上げる

macOS 10.13.6のMacにWebサーバーを立ち上げるためのメモ。

元々MAMPでサーバーを立ち上げていたのですが勉強にならないので。
標準のApacheとPHPを使わず、Homebrewでインストールしたものを使っています。
色々なところから引用させていただいています。

macOS標準のApacheの場所

usr/sbin/apachectl
Apache/2.2.29(Unix)

HomebrewでインストールしたApacheの場所

usr/local/bin/apachectl
Apache/2.4.41(Unix)

macOS標準のphpの場所

usr/bin/php
PHP 7.1.23 (cli)

Homebrewでインストールしたphpの場所

/usr/local/bin/php
PHP 7.3.9 (cli)

usr/local/binを優先で読み込むようにPATHを通す

vi ~./bash_profle
export PATH=/usr/local/bin:$PATH
export PATH=/usr/local/sbin:$PATH

以下、MacでPATHを通す より引用
.bash_profileの更新
source ~/.bash_profile

PATHの確認

printenv PATH
もしくは
echo $PATH

実行すると次のような文字列が帰ってくる。（『:』はPATHの区切り）
/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin:/usr/local/bin:/Users/test/
目的のPATHがここに記載されていれば成功。

usr/local/etc/httpd/httpd.conf を編集

httpd.conf

デフォルトから編集したところ
Listen 8080
↓
Listen 80

User _www
Group _www
↓
User administrator
Group staff

DirectoryIndex index.html
↓
DirectoryIndex index.php index.html

#AddHandler cgi-script .cgi
↓
AddHandler cgi-script .cgi
AddType application/x-httpd-php .php


#AddType text/html .shtml
#AddOutputFilter INCLUDES .shtml
↓
AddType text/html .shtml
AddOutputFilter INCLUDES .shtml .html .htm .php

Include /usr/local/etc/httpd/extra/php73.conf
を追加

AddHandler application/x-httpd-php .php .html
を追加
（htmlファイル内でphpが動作するように）

あとはこちらの記事を参照
Apacheのhttpd.confにPHPを設定する方法より引用

これでMacのサーバー上でphpが動くようになりました。

Macだと何かうまく動かない時、標準から入っているApacheとphpと、後からHomebrewで入れたApacheとphpのどちらかが読み込まれているのか確認しないといけないのでそれが面倒と言えば面倒ですね。
最近のmacOSだとApacheもphpも最初から高いバージョンが入っているので無理にHomebrewでインストールし直さなくてもいいかもしれないです。