2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

PR: NECイノベーションコミュニティ
技術で挑む価値づくり

社内LT会を100回続けたら、いつの間にか社外LT会まで始まっていた話

2
Last updated at Posted at 2026-09-30

はじめに

仙台の職場で始めた社内LT会が、3年目に入り、通算100回を超えました。

最初から100回を目指していたわけではありません。まして、この活動が会社の外に飛び出して、他社の方々とLT会を開催するようになるとは思ってもいませんでした。

始まりは、もっと軽いものでした。まずはやってみよう。そのくらいの気持ちです。

振り返ってみると、このくらいの軽さが良かったのだと思います。

この記事では、NES1の仙台拠点で続けてきた社内LT会が、どうやって社外LT会につながったのかを振り返ります。

社内で勉強会をやってみたいけれど、人が集まるか不安。社外コミュニティにも興味はあるけれど、ちょっとハードルが高い。そんな方に一つの事例として読んでもらえたらうれしいです。

すべての始まりは、仙台オフィスの社内LT会だった

私たちの職場では、定期的に社内LT会を開催してきました。

テーマはそれほど固くありません。仕事で使った技術だったり、最近試してみたことだったり、業務でハマったことだったり。ちょっと面白かったので誰かに話したい、くらいのネタもあります。

立派な技術発表である必要はなく、むしろ気軽に話せることを大事にしてきました。

とはいえ、最初からみんなが積極的に発表していたわけではありません。

発表するほどのネタがない。人前で話すのはちょっと苦手。そう感じるのは普通のことだと思います。私自身も、最初から社外イベントで積極的に話せるタイプだったわけではありません。

でも、最初の一歩を踏み出すと、なにか道を開くことができるのです。大抵はうまくいったよりこんな失敗してしまったという強烈な記憶が残ります。

でも2回目は少しマシに、3回目はもっとマシに。

そうやって続けていたら、社内LT会は100回を超えていました。

ある日、社外でもやってみようという話になった

転機になったのは、他社の方と話していたときでした。

なにかイベントをできないかと話しているうちに、社内でLT会を続けている仕組みであれば、今すぐできますという話になりました。

とはいえ、社外イベントを立ち上げた経験はありません。せいぜい冷やかしの参加者でした。参加者は集まるのか、発表してくれる人はいるのか、そもそも一度開催して終わりにならないか。考え始めれば、不安はいくらでも出てきます。

結局やったことは、とてもシンプルでした。

社内でやっていることをよりフォーマルにして社外でもLT会をやってみませんか、と声を掛けてみた。

今振り返っても、最初の一歩はそれだけでした。

ちゃんと準備してからでは、始まっていなかったかもしれない

最初からコミュニティを作ろうとは考えていませんでした。年間計画を作ったわけでも、何十人集めようという目標を立てたわけでもありません。

まず一度やってみる。その先のことは、それから考えればいいというスタートでした。

もちろん、実際に開催するとなれば日程調整も必要ですし、登壇してくれる方も探さなければなりません。本当に人が来てくれるのかという不安もありました。

それでも実際に開催してみると、参加してくれる方がいて、発表してくれる方もいました。それなら次もやってみようとなり、また開催する。その繰り返しです。

結果として、社外LT会は隔月開催で1年以上続いています。

最初から1年以上続くコミュニティを作ろうと考えていたら、準備することばかり増えて、逆に始められなかったかもしれません。

教科書に書いてありますよね。素早く失敗してピボットすればいいと。

でも、そんな事考えているとピボットなんてできません。
何も考えずに動くことが真髄かもしれません。

会社の外に出ると、当たり前が少し変わった

実際に社外LT会をやってみて面白かったのは、同じ技術者でも会社によって前提がかなり違うことでした。

社内で話していると、どうしても共通の前提があります。似たシステムや仕事の進め方、同じ会社の文化があるため、細かく説明しなくても伝わることがあります。

会社の外に出ると、そうはいきません。

自分たちが普通だと思っていることについて、なぜそうしているのかと聞かれることがあります。逆に、他社の方が何気なく話したことを聞いて、そんなやり方があるのかと思うこともあります。

技術そのものだけではありませんでした。他社の人と話すことで、自分たちの仕事を少し離れたところから見られるようになる。それが、社外LT会を始めて感じた大きな変化です。

100回続けて分かったこと

社内LT会を100回以上続け、そこから生まれた社外LT会も1年以上続いています。

こう書くと、何か特別な仕組みやノウハウがあったように見えるかもしれません。でも振り返ってみると、実際はもっと地味でした。

ただ定期的に発表を繰り返す。
発表を聞いた人が、自分も少しくらいなら話せそうだと思う。実際に5分、10分と話してみる。それをまた別の人が聞いている。

その繰り返しでした。

アウトプットを続けていくために、最初からすごい登壇者が必要なわけではないのかもしれません。それよりも、自分もここなら話していいと思える場所が身近にあること。

少なくとも、私たちのLT会ではそれが大きかったと思っています。

会社は変わっても、この経験は残しておきたい

この文章を書いている2026年9月、NESという会社は一つの区切りを迎えます。

会社の名前や組織は変わります。でも、仙台で始めたLT会が100回を超え、そこから社外の人たちとの活動につながったという経験までなくなるわけではありません。

誰かが小さく始め、それを見た次の誰かが少し挑戦してみる。そんなことを繰り返しているうちに、活動範囲が会社の外にまで広がっていました。

会社が変わるこのタイミングだからこそ、この経験をQiitaに残しておくことにしました。

おわりに

社内LT会を始めたとき、100回続くとは思っていませんでした。社外LT会を始めたときも、1年以上も続く定期開催になるとは思っていませんでした。

最初にあったのは、まず一度やってみようという気持ちだけです。

最初の一歩踏み出すことは、どんなに小さな成果でも、非常に大いなる一歩です。

今回紹介した社外LT会そのものの様子は、別ブログに記録されています。実際にどんなLT会を開催しているのか気になる方は、こちらもご覧ください。

  1. NECソリューションイノベータ株式会社の略称。2026/9 まで存在していた従業員約1.2万人、国内最大規模のSIベンダー。保守的な企業風土で、アウトプット文化は活発でなかったが、徐々にアウトプットもするように変わっていった。 ↩

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?