NSX-T 3.0 & 3.1 : ホスト内のTEP間通信の違い
VMware NSX-T 3.1以降、ホスト内で**ホストとEdgeのTEPの同一サブネットの指定が可能となっています。
NSX-T 3.0での同構成については、別記事に記載しましたが、図1の様な運用上の対応が必要でした。(ホストとEdgeは、VDSを分ける必要性)
図1 (NSX-T 3.0まで)
NSX-T 3.1では同一VDSで、ホストとEdgeのTEPの同一サブネット構成が可能**となっています。(図2)
NSX-T 3.1: 同一VDS、同一ホスト/Edge TEPサブネットの実装
NSX-T 3.1で、同一ホスト、同一VDSかつ同一サブネットにてホスト TEPとEdge TEPを実装するには、以下の設定が必要となります。
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NSX-TでTrunkセグメントを構成し、Edgeのネットワークインターフェイスに接続する
※Edgeのネットワークの接続先は、VDS上のTrunkポートグループは指定出来ず、NSX-Tのセグメントを選択する必要がある
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一方EdgeをVDS上のTrunkポートグループに接続すると、EdgeのトンネルがDownし、オーバーレイの通信が失敗する
参考リンク