VMware NSX-T Data Center の ライブトラフィック分析 の動作検証を実施しましたので、簡単にまとめます。
- 検証環境
- vCenter Server :7.0 U3a
- NSX-T:3.2.0.1
NSX-T 3.2 ライブトラフィック分析とは
NSX-T 3.2で追加された ライブトラフィック分析 機能は、NSX-T Manager 自体が持つパケットキャプチャ機能になっています。従来まではパケットキャプチャ用の仮想マシンが別途必要でしたが、この機能を利用する事で、簡易にパケットキャプチャの取得が可能となっています。
NSX-T 3.2 ライブトラフィック分析の実施
[プランとトラブルシューティング] より、[ライブトラフィックの分析] を選択します。
新しいセッションの作成より、下記を指定して [セッションの開始] を選択します。
- 詳細設定: パケットキャプチャを取得する時間
- トレースのサンプリング値: トレースの描画用のサンプリング値
- パケットキャプチャのサンプリング値: キャプチャ用のサンプリング値
- 送信元、宛先: キャプチャ対象を指定
取得結果は、トレースフローのような画面で確認が出来、また [PCAPファイルのダウンロード] より、パケットキャプチャ結果を取得出来ます。