応用情報技術者平成29年春期 午前61
SOAの説明はどれか。
1、SOA(Service Oriented Architecture,サービス指向アーキテクチャ)は、
業務上の一処理に相当するソフトウェアで実現されている機能や部品を独立したサービスとし、それらを組み合わせ連携させることで言語やプラットフォームに依存せずにシステムを構築するという手法、またはそのことを指す用語です。
SOAでは、
・機能単位の組み合わせでシステムを構築するので、
・ソフトウェアコンポーネントの再利用や機能の入替え、
・システムの再構築がしやすい
という特徴があります。
SOAを実現する手段として、
・Webサービスや
・ESB(Enterprise service bus)、
・CORBAを用いた分散オブジェクトシステム
などが使われます。
※ESBとは、Enterprise Service Busの略。
システム構成の一種であるサービス指向アーキテクチャ(SOA)によって企業のアプリケーションを統合する技術、またはそのミドルウェアの総称。SOAに基づいたアプリケーションの統合をバスによって設計するアーキテクチャ・統合技術、またはその基盤となるソフトウェア製品のことをいう。
ESBは、標準仕様に基づいているため既存システムを素早く安価に利用でき、要求仕様が変わっても容易に対応できる柔軟性がある。また、拡張性が高く企業内の一部門から全体に適用できること、中核となるサーバーなどが不要でシステムを稼働したまま機器を追加できること、システム構成要素を機能単位に分割し、必要に応じて協調動作するよう分散配置できることなど、多くのメリットがある。
2、
・会計,人事,製造,購買,在庫管理,販売などの企業の業務プロセスを一元管理することによって,業務の効率化や経営資源の全体最適を図る手法
⇒×。ERP(Enterprise Resource Planning)の説明です。
・企業の業務プロセス,システム化要求などのニーズと,ソフトウェアパッケージの機能性がどれだけ適合し,どれだけかい離しているかを分析する手法
⇒×。フィット&ギャップ分析の説明です。
・フィット&ギャップ分析とは
フィット(fit)は「適合」、ギャップ(gap)は「かい離」の意味。導入するシステムと業務プロセスにおいて、必要とする機能がマッチしているかを分析する作業を指す。システムが業務プロセスに提供する機能の過不足を確認し、完成度の高いシステムを開発する狙いがある。
フィット&ギャップ分析では、ERP(統合業務パッケージソフトウェア)などを導入する場合の意思決定や、導入するプロジェクトの業務プロセスの変更、パッケージが規定する標準業務プロセスとユーザーの業務プロセスの照合、情報システムのカスタマイズなどを検討する。
・業務プロセスの問題点を洗い出して,目標設定,実行,チェック,修正行動のマネジメントサイクルを適用し,継続的な改善を図る手法
⇒×。PDCAサイクルの説明です。
・利用者の視点から各業務システムの機能を幾つかの独立した部品に分けることによって,業務プロセスとの対応付けや他のソフトウェアとの連携を容易にする手法
⇒○。SOAの説明です。
参照:
https://www.ap-siken.com/kakomon/28_aki/q61.html
フィット&ギャップ分析
https://qiita.com/lymansouka2017/items/bc4af66ff0c207e63b6f