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RFID、OMR、Bluetooth、IrDAの活用事例

Last updated at Posted at 2020-09-01

応用情報技術者平成30年春期 午前問20

RFIDの活用事例として,適切なものはどれか。

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1、RFID(Radio Frequency IDentification)は、
ID情報を埋め込んだRFタグ(ICタグ)と電磁界や電波を用いることで、数cm~数mの範囲で情報のやり取りを行う技術です。

特徴として「見えなくても読める」ことが挙げられ、RFタグが目に見えない隠れた位置にあっても、タグ表面がホコリ、泥などで汚れていても読み取り可能です。この利点を活かし 乗車カード(Suica, PASMOなど)以外に、電子荷札や野生動物の調査,家畜の管理などに利用されています。

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2、OMR(Optical Mark Reader,光学式マーク読取装置)やバーコードリーダの活用事例
紙に印刷されたディジタルコードをリーダで読み取ることによる情報の入力

・OMRとは、「optical mark reader」の略で、マークシート用紙を読み取る、光学式マーク読み取り装置のこと。 主に、大学入試などの選択試験や、アンケート調査など、大量の情報を処理する際に使用される。

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3、Bluetoothの活用事例
携帯電話とヘッドフォンとの間の音声データ通信

・Bluetoothとは、近距離無線通信の規格のひとつ。 パソコンやスマートフォンといった情報機器やオーディオ機器などを無線で接続し、機器間で音声やデータをやり取りすることができます。

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4、IrDA(Infrared Data Association)の活用事例
赤外線を利用した近距離データ通信

・IrDA(アイアールディーエイ、Infrared Data Association)は赤外線による光無線データ通信を規格化している団体であり、またその規格そのものの名称である。特に規格に関しては、 IrDA DATA と呼ぶ。

補足
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RFIDとIrDAの違いは?そしてBluetoothは?

1、RFIDとは
RFID(Radio Frequency IDentification)をwikiで調べると「ID情報を埋め込んだRFタグから、電磁界や電波などを用いた近距離(周波数帯によって数cm~数m)の無線通信によって情報をやりとりするもの、および技術全般を指す」とあります。

もうちょっと簡単にすると「電波を用いてRFタグ(以前はICタグと呼ばれていた)を読み書きする読取機や書込み機などを含めたシステムの総称」がRFIDと呼ばれるようですね。

2、IrDAとは
先ほどのRFIDがシステムの総称であったのに対し、IrDAは「無線インターフェース」のことです。

無線インターフェースとは入出力インタフェース(USBやSATAなど)の一種で周辺機器との接続にケーブルを使用しない、無線で通信するタイプのものです。

無線インタフェースの中でIrDAは、赤外線を使って無線通信を行う規格で、携帯電話やノートパソコンなどの情報のやり取り用に使われていました。昔は携帯電話同士をIrDAで繋いで画像交換してたりしましたね(古い…)。

赤外線なので、通信先との間の直線に障害物があると通信ができず、更に距離も1m程度です。

3、Bluetoothとは?
こちらは2.4GHzの電波を使って無線通信を行う規格です。IrDAと同様に携帯電話やノートパソコンなどの情報のやり取りに使われています。

この規格の良いところは、機器間に障害物があっても通信ができ、通信距離も10m程度あるので、デバイス間の通信に非常に適してます。身近なものだと、キーボードやマウス、プリンタ、ワイヤレスイヤホンなどで便利に利用されていますね。

WiFiに比べて消費電力が低いのが良い点ですが、通信速度はWiFiに比べると遅く、最大で24Mbpsのようですね。

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RFIDのパッシブ方式RFタグの説明として,適切なものはどれか。

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1、RFID(Radio Frequency IDentification)は、ID情報を埋め込んだRFタグ(ICタグ)から電磁界や電波を用いて情報のやり取りを行うための技術です。RFタグは電池の内蔵の有無によって「パッシブタグ」と「アクティブタグ」に分類されます。

・パッシブタグ(受動タグ)
 電池を内蔵せず、リーダ/ライタが発信する電波をエネルギー源として利用して駆動するタグ。リーダ/ライタの電波の一部を反射するときにID情報をのせて返すことで自身の電力で電波を発信しなくとも情報をやり取りすることができる。交信範囲は広くても数十センチメートルという制限があるが安価(10円以下)に製造できる。

・アクティブタグ(能動タグ)
 電池を内蔵し、自らの電力で電波を発信するタグ。交信範囲は数十メートルから数百メートルと広いがパッシブタグと比較すると価格が高い。

参照:
https://qiita.com/lymansouka2017/items/5de25acd508b9944f00d

RFIDリーダーの種類
https://imagers.co.jp/contents/197/

RFIDとIrDAの違いは?そしてBluetoothは?
https://itmanabi.com/rfid-irda-bluetooth/

画像は、From Internet

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