応用情報技術者平成28年秋期 午前20
RFIDのパッシブ方式RFタグの説明として,適切なものはどれか。
1、RFID(Radio Frequency IDentification)は、ID情報を埋め込んだRFタグ(ICタグ)から電磁界や電波を用いて情報のやり取りを行うための技術です。RFタグは電池の内蔵の有無によって「パッシブタグ」と「アクティブタグ」に分類されます。
・パッシブタグ(受動タグ)
電池を内蔵せず、リーダ/ライタが発信する電波をエネルギー源として利用して駆動するタグ。リーダ/ライタの電波の一部を反射するときにID情報をのせて返すことで自身の電力で電波を発信しなくとも情報をやり取りすることができる。交信範囲は広くても数十センチメートルという制限があるが安価(10円以下)に製造できる。
・アクティブタグ(能動タグ)
電池を内蔵し、自らの電力で電波を発信するタグ。交信範囲は数十メートルから数百メートルと広いがパッシブタグと比較すると価格が高い。
2、
・アンテナから電力が供給される。
⇒パッシブタグの説明です。
※パッシブ passive 受け身であるさま。消極的。
※アンテナ antenna 天线(空間に電波を放射したり、空間を伝わってきた電波を捕らえたりする装置。)
・可視光でデータ通信する。
⇒可視光通信の説明です。
・静電容量の変化を捉えて位置を検出する。
⇒タッチパネルの説明です。
・赤外線でデータ通信する。
⇒IrDA(Infrared Data Association)の説明です。