応用情報技術者平成29年秋期 午前52
プロジェクト管理においてパフォーマンス測定に使用するEVMの管理対象の組みはどれか。
1、EVM(Earned Value Management)は、プロジェクトにおける作業を金銭の価値に置き換えて、コストとスケジュールの2つを定量的に管理する進捗管理手法です。
EVMでは予算値と実績値からPV、EV、ACの各指標を算出し、それぞれを比較することでコスト差異とスケジュール差異を把握します。
EVMとは、プロジェクトマネジメントにおいて進捗状況の把握・管理を行う手法の一つ。作業の到達度を金銭などの価値に換算したEV(Earned Value:アーンドバリュー、出来高)という概念で把握する。
・EV (Earned Value:出来高)
EVMで利用される指標の一つで、ある時点までに完了した工程の予算コストの合計のこと。
・PV (Planned Value:計画価値)
積算した計画値
・AC (Actual Cost:実コスト)
EVMで利用される指標の一つで、ある時点までに投入した実際のコストの合計のこと。
・コスト効率指数(CPI:Cost Performance Index)= EV/AC
・スケジュール効率指数(SPI:Schedule Performance Index)= EV/PV
・SV (Schedule Variance:スケジュール差異)
EVMで利用される指標の一つで、ある時点で完了した作業の予算コストの合計(EV:Earned Value)と、計画時にその時点で完了していると予想されていた作業の予算コストの合計(PV:Planned Value)の差のこと
・CV (Cost Variance:コスト差異)
EVMで利用される指標の一つで、ある時点までに投入した実際のコスト(AC:Actual Cost)と、完了した作業の予算コストの合計(EV:Earned Value)との差のこと
参照:
開発プロジェクト管理
https://qiita.com/lymansouka2017/items/1377a2aab513c78152c7