VS CodeでApache Flexのデスクトップアプリをデバッグする

はじめに

Visual Studio Code（VS Code）を使って、Apache Flexのデスクトップアプリをデバッグします。

VS Codeでのデバッグイメージ

試した環境/バージョン

• VS Code 1.50.1
• Windows 10
• Apache Flex 4.16.1
• Adobe AIR 32.0.0.116

事前準備

以下を実施していること

• Apache FlexでHelloWorldアプリを作り、配布できるようにパッケージングするところまで（AIR for Desktop）

VS Codeに以下の拡張機能をインストールしていること

• ActionScript & MXML
• Debugger for SWF

アプリのデバッグ

asconfig.jsonの作成

asconfig.json

{
	"config": "air",
	"compilerOptions": {
		"output": "Main.swf",
		"debug": true
	},
	"application": "application.xml",
	"files": [
		"src/Main.mxml"
	]
}

.vscode\launch.jsonの作成

.vscode\launch.json

{
  "version": "0.2.0",
  "configurations": [
    {
      "type": "swf",
      "request": "launch",
      "name": "Launch SWF"
    }
  ]
}

デバッグ

VS CodeでMain.mxml等があるフォルダーを開く

Ctrl + Shift + Enter を押下する

Quick Compileによりコンパイルが行われて、アプリがデバッグで起動する

※VS Codeのキーボードショートカットの設定で、Ctrl + Shift + Enterを別のキーに変更すると楽かもしれません。（個人的にはF6に変更しています）

補足：Quick Compileについて

ActionScript & MXMLの拡張機能による機能です。
コンパイルに関する情報をVS Codeのメモリに保持することで、2回目以降のコンパイルを通常よりも速く行うための機能のようです。
2倍ぐらい速くなっているように思います。

とりあえず今回はここまで