クラウドプラクティショナーの勉強をしていて、S3に種類がたくさんあって覚えられないので、自身のアウトプット学習のために内容を纏める。
上が一番コストが高く、下が一番コストが低い。
#S3 標準
・頻繁にアクセスするデータ用
・最低3つのAZにデータを保存
・ウェブサイト、コンテンツ配信等、データ分析など、様々なユースケースに適している
・他のストレージクラスよりコストが高い。
#S3 標準 - 低頻度アクセス(S3 標準 - IA)
Infrequent Access = まれなアクセス
・アクセス頻度の低いデータに最適
・最低3つのAZにデータを保存
・S3標準と同じレベルの可用性
・S3標準よりもストレージ料金が低いが、取り出し料金が高い
#S3 1ゾーン - 低頻度アクセス(S3 1ゾーン - IA)
・1つのAZにデータを保存(だから1ゾーン)
・コストを節約する必要があり、AZに障害が起きても構わない場合はこれを使う
・最悪はデータが消失するので、ローカルデータなどから復元できるようにしておく必要がある
#S3 Intelligent-Tiering
Intelligent = 頭がいい
・アクセスする頻度が不明たったり、変化するデータに最適
・オブジェクトごとに月単位のモニタリング料金と、オートメーション料金が発生する
・30日間連続してアクセスのなかったオブジェクトは、S3 標準 - IAに自動で移動される
・IAに移動したオブジェクトにアクセスがあると、S3 標準に自動で移動される
#S3 Glacier
Glacier = 氷河
・データアーカイブ用に設計された低コストストレージ
・データを取り出す(開く)のに3~5時間くらい掛かる
・迅速取り出し機能というものがあるらしく、これを使えば2~5分で取り出せる
アーカイブ=ここでは古いデータの塊とかって解釈でOK
#S3 Glacier Deep Archive
・データを取り出す(開く)のに12時間くらい掛かる
以上がS3の種類。
学生とかでクラウドプラクティショナーの勉強している人は、Glacierとかどういう場面で使うか、想像つかないんじゃないかな。
会社のパソコンって、全従業員のパソコン操作ログや送受信したメールなどを数年~無期限で保管していたりして、内部不正や警察沙汰、訴訟等が起きた場合に、証拠として提示する義務があるんだよね。こういったデータってデータ量は莫大で且つ普段はアクセスする事がないので、S3 標準とかに置いとくとめちゃくちゃ無駄なコストになっちゃうのさ。
なのでGlacierとかに保管してコストを低く抑える必要があるわけ。