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AIに全部任せてClaude Cowork+Obsidianの自分専用エージェントを作った話

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Last updated at Posted at 2026-08-11

技術ブログには完成品の詳細が載っていることが多い。
でも今回はそんなものはない。完成品はあるが、それを説明しても再現は難しいと思ったからである。

なぜならば、自分がやったのは、Claude Cowrok(AI)に話しかけて、質問に答えて、ちょっと注文をつけただけ。
それでObsidianの中に、自分専用のエージェントが3つできた。

欲しかったもの

  • 🍶 日本酒ブログを書く仕組み
  • 💡 日々のアイデアを整理する仕組み
  • ✍️ 書いている小説を効率よく進める仕組み

最初のお願いは、これだけ。

「Obsidianと連携して、日本酒ブログ用、日々のアイディアまとめ、小説作成用の3つのエージェントシステムを作りたいのだけど、どうしたらいいですか?」

いきなり作り始めない ── AIが質問してきた

いいなと思ったのは、Claudeがすぐ手を動かさず、先にこう聞いてきたこと。

  • どんな形で実装する?(Obsidian内で完結/MCP連携 …)
  • Vaultとの連携方法は?(フォルダに直接読み書き …)
  • どこに作る? どれから着手する?

選ぶだけ。仕様を自分で書く必要はなかった。「何が欲しいか」を言葉にできれば、詰めるのはAI側がやってくれる。

仕組みの正体は「ただのMarkdown」

一番おどろいた設計がこれ。
エージェントの"頭脳"も、Vaultの中にMarkdownとして置いてある。

各システムのフォルダに Agent_Instructions.md という指示書があって、
役割・手順・ルールが日本語で書いてあるだけ。Claudeはそれを読んで、その通りに動く。
つまり 指示書を書き換えれば、エージェントの振る舞いが変わる。 プログラミングは要らない。

対話で「育てていく」

面白いのはここから。完成品を一発で作るんじゃなく、会話しながら足していった。

私「メモは日本酒・小説・アイデアを分けず、一か所に書いていい?」

→ Claude「捕まえる時は一か所、仕分けは後で。受信箱を1つ作りましょう」。
迷う一瞬がメモの敵、という理由つきで。なるほど、と思って採用。

私「過去に書いた記事とトーンや設定を合わせたい」

→ 文体の見本や、既出銘柄の索引、小説の"正典"(確定した設定・あらすじ・時系列)を用意し、
書く前に読んで、書いた後に自動更新する手順まで組み込んでくれた。

私「AIに丸められたくない、自分の文章を原文のまま残す場所が欲しい」

→ 「原文保管庫」フォルダを作り、要約も書き換えも禁止というルールを明文化してくれた。

そのつど、私は思いつきを投げるだけ。形にするのはAI。

正直、全部はスムーズじゃなかった

バックアップのためVaultをGoogle Driveに移したら、
同期プロセスが古いフォルダを掴んで消えない、なんて場面もあった。
でもそれも「なぜ起きたか」を説明してもらって、対処すれば済む話だった。
詰まっても、隣に説明してくれる人がいる感覚。

やってみて思ったこと

必要だったのは技術力じゃなくて、「自分が何を欲しいか」を言葉にする力だけだった。
あとは質問に答えて、気に入らなければ注文をつける。それだけで仕組みは育つ。

もし「こういうの欲しいな」が頭にあるなら、まずAIに丸ごと相談してみてほしい。
たぶん、思っているより遠くまで連れて行ってくれる。

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