はじめに
GitHub Copilot を VS Code で使っていますか?
私は以前まで、
- 補完は便利
- でもズレたコードも多い
- 結局、自分で直すことが多い
という印象でした。
ところが VS Code の Copilot Chat と補完をセットで使う ようにしてから、
体感で開発効率がかなり上がりました。
この記事では、
- VS Code 連携で何が変わったのか
- どう使うと効率が上がったのか
をまとめます。
VS Code 連携前の Copilot
連携前は、Copilot をこんな使い方をしていました。
- なんとなく補完を受け入れる
- 出てきたコードを見て判断する
- 合わなければ消す
この使い方だと、
- 試行錯誤が増える
- 判断回数が多い
- 思考が中断される
結果として
「便利だけど劇的ではない」 という感想になりがちでした。
転機:Copilot Chat を使い始めた
効率が上がったきっかけは
VS Code の Copilot Chat を使い始めたことです。
ここで使い方を変えました。
コードを書かせる前に、文章で方針を伝える
実際にやっている使い方
1. 実装前に方針を Chat に投げる
作業開始時に、Copilot Chat に次のように伝えます。
例:Copilot Chat への指示
このリポジトリでは以下の方針を守ってください。
- 既存のコードスタイルに合わせる
- 処理の意図が読み取れる名前を使う
- 将来変更されやすい部分は分離する
- その場しのぎの実装はしない
- 可読性を最優先する
この前提でコードを生成してください。
これだけで、補完の精度が明らかに変わります。
2. 「何を書くか」ではなく「どう扱いたいか」を伝える
Before(効率が悪い)
- この処理を実装して
After(効率がいい)
- この処理は将来仕様変更が入りやすい
- 責務を分けて、読みやすく実装してほしい
Copilot は
実装内容より「意図」を渡したほうが強い と感じました。
VS Code 補完との組み合わせが強い理由
Copilot Chat で方針を伝えたあとに、
- エディタで少しコードを書く
- 補完を受ける
これをやると、
- 文脈に合った補完が出る
- 余計なコードを書かない
- 修正前提のコードが減る
Chat と補完はセットで使うのが前提 だと思います。
効果① 修正回数が激減した
- 明らかに意図と違うコードが減った
- 書き直しがほぼ不要になった
- 「とりあえず動く」コードが出てこない
結果として、
実装 → 修正 → 再実装
というループが大幅に減りました。
効果② 実装スピードが体感で1.5〜2倍
理由はシンプルです。
- 判断回数が減る
- 思考の中断が減る
- 手戻りが減る
Copilot が
雑務を引き受けてくれる感覚になります。
効果③ Copilot が「作業者」になる
VS Code 連携後の Copilot は、
- 指示した方針を守る
- 余計なことをしない
- 文脈を壊さない
まるで、
方針を理解している作業者
のように振る舞います。
Copilot は万能ではない
重要なのはここです。
- Copilot は考えない
- 判断もしない
- でも指示は忠実に守る
だからこそ、
人間が考え、Copilot が書く
という役割分担が一番効率がいいと感じました。
VS Code × Copilot をおすすめできる人
- 設計や方針を言語化できる人
- コードの意図を説明できる人
- 書く前に考える人
逆に、
- とりあえず書く
- 動けばOK
- あとで直す
タイプの人は、
まだ恩恵を感じにくいかもしれません。
まとめ
- Copilot は単なる補完ツールではない
- VS Code の Copilot Chat と組み合わせると真価を発揮する
- 書かせる前に文章で方針を伝える
- 正しく使えば、開発効率は確実に上がる
「Copilot は微妙」と感じている人ほど、
VS Code の Copilot Chat 前提で一度使ってみてほしいです。
体感が変わります。