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【体験談】Salesforceエンジニアとは?仕事内容・年収・将来性をリアルに解説

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「Salesforceエンジニアって、具体的に何をする仕事なんだろう?」

転職を検討しているエンジニアや、IT業界に興味がある人なら、一度はそんな疑問を持ったことがあるはずです。

実際にSalesforceエンジニアとして現場を経験してみると、求人票だけでは見えてこない「リアル」がたくさんあります。開発の面白さ、クライアントとのやりとりの難しさ、そして想定以上の市場価値の高さ。

この記事では、Salesforceエンジニアの仕事内容・必要スキル・年収・将来性を、体験談を交えながら徹底解説します。これからSalesforceエンジニアを目指す方にとって、リアルな判断材料になれば幸いです。

Salesforceエンジニアとは?仕事の全体像をざっくり解説

SalesforceはCRM分野で世界No.1のクラウドサービス

Salesforceとは、米国カリフォルニア州に本社を置くセールスフォース・ドットコム社が提供する、クラウド型のビジネスアプリケーションです。

CRM(顧客関係管理)ツールとして世界最大級のシェアを誇り、日本国内においても大手企業から中小企業まで幅広く導入されています。導入企業は世界全体で15万社以上にのぼり、日本のCRM市場シェアでも第1位を獲得しています。

Salesforceの大きな特徴は、PCとインターネット環境さえあれば導入できるクラウド型である点です。従来のオンプレミス型システムと異なり、サーバー設置が不要で、マルチデバイスにも対応。さらに高いカスタマイズ性を備えているため、業種・業態を問わず、さまざまな企業のニーズに対応できます。

営業支援・顧客管理・マーケティング自動化など、ビジネスの根幹を支える機能が集約されているため、一度導入した企業はSalesforceを中心にビジネスを回すケースが多く、それが継続的な需要につながっています。

Salesforceエンジニアの定義と他エンジニアとの違い

Salesforceエンジニアとは、Salesforceシステムの導入・開発・運用・保守・コンサルティングまで、幅広い工程に携わるエンジニアのことです。

一般的なシステムエンジニアやアプリケーションエンジニアと大きく異なるのは、「プログラミングだけが仕事ではない」という点です。クライアントの業務フローを深く理解し、最適な機能を提案するコンサルタント的な役割まで担うことが求められます。

また、同じ「エンジニア」という肩書きでも、コードを書くだけでなく、クライアントと直接やり取りしながらシステムを育てていくのがSalesforceエンジニアの醍醐味です。

実際に現場に入ってみると、「こんなにクライアントと話すとは思っていなかった」という声をよく耳にします。それだけコミュニケーション能力が重視される職種です。

「force.com」とApexが開発の中心になる理由

Salesforceの開発は、force.comという独自のクラウドプラットフォーム上で行われます。ここで使われるのが、ApexというSalesforce独自のプログラミング言語です。

ApexはJavaやC#に構文が似ており、これらの言語経験があるエンジニアであれば比較的スムーズに習得できます。Salesforceのユーザーインターフェースの各機能にプログラムでアクセスでき、外部のWebサービスとも連携できるため、柔軟なシステム構築が可能です。

Apexは他のプロジェクトにそのまま転用できるスキルではありませんが、その分、Salesforce開発の専門性を高めることで希少価値が上がります。これがSalesforceエンジニアの市場価値を押し上げている大きな要因のひとつです。

【体験談】Salesforceエンジニアの実際の仕事内容4つ

①導入支援:クライアントのニーズをヒアリングして要件定義

Salesforceエンジニアの仕事は、システムを「作る」前から始まっています。

クライアントがSalesforceを導入する際、まず「何を実現したいのか」「現在の業務フローにどんな課題があるのか」を丁寧にヒアリングするところからスタートします。Salesforceには豊富な標準機能が用意されていますが、すべての機能が必要というわけではありません。不要な機能を有効にすると無駄なコストがかかり、処理性能が低下するリスクもあります。

ある現場での経験談として、「クライアントが本当に欲しいものは、最初の要望とは全然違うことが多い」という話があります。ヒアリングを重ねるうちに真の課題が見えてきて、最終的な要件定義が大きく変わることも珍しくありません。

この工程でのコミュニケーション力と業務理解力が、プロジェクト全体のクオリティを左右すると言っても過言ではありません。

②システム開発:Apexを使ったカスタマイズ開発の現場

要件定義が固まったら、force.com上でApexを使って開発を進めます。

具体的には、画面のUI変更、オブジェクトの追加、ビジネスロジックの実装などが主な作業です。クライアントの要望する機能がSalesforceの標準機能にない場合は、Apexを使って一からコーディングすることになります。

また、Salesforce単体で動作させるケースは少なく、企業がすでに使っている会計システムや生産管理システムと連携させる必要があることがほとんどです。そのため、Salesforce以外のシステムを理解し、API連携の知識を持っているエンジニアは現場で重宝されます。

開発後にはテスト作業や不具合対応も行い、納品に向けてドキュメント整備まで対応します。三菱UFJ銀行の事例のように、Salesforceのプラットフォームを活用した大規模な開発プロジェクトも存在し、スケールの大きな仕事に携われる点も魅力です。

③機能追加・改修:「使ってみたら足りなかった」に対応する日々

システムを納品して終わり、というのはSalesforceエンジニアの世界では通用しません。

実際に使い始めると、「想定していた機能が足りなかった」「操作性に問題があった」といった声がクライアントから上がってくるのは日常茶飯事です。その都度、機能を追加・改修してシステムを磨いていくのもSalesforceエンジニアの重要な仕事のひとつです。

「導入後に本当の仕事が始まる」という感覚を持っているエンジニアは多く、クライアントのビジネスが成長するにつれてシステムも一緒に成長していく感覚は、他のエンジニア職にはない面白さがあります。

④運用・保守:稼働後のトラブル対応とコンサルティング業務

システムが本番稼働した後も、Salesforceエンジニアの仕事は続きます。

トラブルが発生した際の迅速な対応はもちろん、クライアントからの「こんな使い方はできないか」という相談に対してコンサルタントとして提案を行うことも業務に含まれます。また、システムの稼働率を分析してクライアントに改善策を提案する場面もあります。

導入初期は「基本的な使い方がわからない」という質問への対応が多く、慣れてくると「新しいビジネス要件に対応した機能追加」の相談に変わっていきます。クライアントの成長とともに要望も高度になっていくため、常にスキルをアップデートし続けることが求められます。

Salesforceエンジニアに必要なスキル・資格とは?

必須スキル:Apex・force.com開発の基礎知識

Salesforceエンジニアの求人でほぼ必ずと言っていいほど求められるのが、Apexでの開発経験です。

ApexはJavaと構文が類似しているため、Javaや他のオブジェクト指向言語の経験があれば、未経験からでも比較的早くキャッチアップできます。求人によってはJava経験があれば参画可能なケースもあり、完全未経験よりもプログラミング経験者のほうが圧倒的に有利です。

また、force.comプラットフォームの仕組みを理解していることも重要です。Salesforceの画面設計やオブジェクト構造、データモデルの知識が身についていると、開発スピードと品質が大きく変わります。

武器になるスキル:他システムとの連携・コミュニケーション力

Salesforceエンジニアとして一歩抜け出すために有効なスキルが2つあります。

ひとつはシステム連携スキルです。SalesforceとSAPや他の基幹システムをAPI連携させる案件は非常に多く、REST APIやSOAP APIの知識を持っていると案件の幅が大きく広がります。

もうひとつはコミュニケーション力です。他のエンジニア職に比べて、Salesforceエンジニアはクライアントと直接やり取りする機会が圧倒的に多い。ヒアリング力・提案力・折衝力を持つエンジニアは、現場での評価が高くなり、年収にも直結します。

取得しておきたいSalesforce認定資格の種類と難易度

Salesforceには公式の認定資格制度があり、「管理者・コンサルタント・開発者・アーキテクト」の4カテゴリーに分かれています。それぞれに基本資格と上位資格が設けられており、スキルレベルに応じて取得を目指せます。

注目すべき特徴は、Salesforceが年3回アップグレードを実施するたびに試験問題が改定される点です。資格保有者はその都度更新試験に合格して資格を維持し続ける必要があります。手間に感じるかもしれませんが、これが「常に最新知識を持つ専門家」としての信頼性を担保する仕組みになっています。

また、Salesforce認定資格はグローバル基準で認められており、海外案件やグローバル企業への転職にも有利に働きます。

まずは「Salesforce認定管理者(Administrator)」から取得を目指し、その後、開発者向けの「Platform Developer I」へとステップアップするルートが王道です。

【リアルな声】Salesforceエンジニアの年収はどのくらい?

平均年収は600〜700万円が相場、上限は1,000万円超も

Salesforceエンジニアの平均年収は、スキルや経験によって異なりますが、おおよそ600万〜700万円程度が相場です。

大手転職サイトでSalesforceエンジニアの求人を見ると、200件以上の案件があり、年収レンジは300万円〜1,000万円と幅広い水準になっています。経験が浅い段階では300万円台からスタートするケースもありますが、Salesforce認定資格を複数取得し、導入から保守まで一通り経験したエンジニアは700万〜1,000万円に到達するケースも珍しくありません。

一般的なWeb系エンジニアの平均年収と比較しても高い水準にあり、専門性の高さが収入に直結している職種だと言えます。

フリーランス転向で収入が大幅に上がったケース

現場で耳にする体験談の中でも特に多いのが、「正社員からフリーランスに転向して年収が1.5倍以上になった」というパターンです。

Salesforceエンジニアはフリーランス市場でも高い需要があり、専門性のあるエンジニアであれば月単価60万〜100万円以上の案件も多数存在します。Salesforceを使いこなせるエンジニアの絶対数がまだ少ないため、フリーランスとして独立しても案件に困りにくい状況が続いています。

ただし、フリーランス転向の際には、Salesforce認定資格の保有と複数のプロジェクト経験が実質的な条件になるケースがほとんどです。最低でも2〜3年の実務経験を積んでからが現実的な転向タイミングと言えます。

年収アップのカギはSalesforce認定資格とプロジェクト経験

Salesforceエンジニアとして年収を上げるためのポイントを整理すると、次の2点に集約されます。

① Salesforce認定資格の取得・維持
資格は技術力の客観的な証明になり、クライアントや採用担当者への信頼度を高めます。特に「Platform Developer」や「Application Architect」などの上位資格は、高単価案件への参画条件になることがあります。

② 上流工程(要件定義・導入支援)の経験
開発だけでなく、コンサルタントとして上流工程を担った経験があるエンジニアは市場価値が高くなります。下流工程から始めて徐々に上流に関われるプロジェクトを選んでいくことが、年収アップへの近道です。

「やめとけ」と言われる理由と、それでも選ばれる魅力

きついと感じやすい3つのポイント(学習・短納期・範囲の広さ)

Salesforceエンジニアは一部で「やめとけ」「きつい」と言われることがあります。その主な理由は以下の3つです。

① 継続的な学習が必要
Salesforceは年3回のアップグレードが実施され、新機能や生成AI機能の追加が続いています。最新技術をキャッチアップし続けることが業務上の義務となるため、学習を止めた瞬間に競争力が落ちるという緊張感があります。

② 開発期間が短い案件が多い
Salesforceは「短期間で導入できる」という点がクライアントへの売りになっているため、開発スケジュールがタイトになりやすい傾向があります。短納期の案件が続くと、エンジニアへの負荷が高まりやすいのは事実です。

③ 業務範囲が広い
導入支援・開発・運用保守・コンサルティングと、Salesforceエンジニアが担う業務範囲は他のエンジニア職に比べて広いです。特に顧客折衝の経験がないエンジニアにとっては、最初はハードルが高く感じられることがあります。

それでも続けられる理由:やりがいと市場価値の高さ

それでも、Salesforceエンジニアとして長く働き続けるエンジニアが多いのには理由があります。

まず、クライアントのビジネスに直接貢献できる実感があることです。自分がカスタマイズしたシステムによって、クライアントの営業効率が上がったり、売上が伸びたりする場面に立ち会える仕事は多くありません。

次に、市場価値の高さと安定性です。Salesforceエンジニアの需要は右肩上がりで増加しており、「スキルさえあれば仕事に困らない」という安心感があります。学習コストが高いということは、そこをクリアした人材が希少であるということでもあります。

「きつい」と感じながらも続けているエンジニアの多くは、「自分の専門性がお金になっている感覚が強い」と語っています。エンジニアとして市場価値を高め続けたい人にとっては、非常に魅力的な職種です。

Salesforceエンジニアの将来性は?キャリアパスを徹底解説

CRM市場拡大でエンジニア需要はまだまだ伸びる

Salesforceエンジニアの将来性は、客観的に見ても高いと判断できます。

その根拠はシンプルで、Salesforceを導入する企業が増え続けているからです。クラウドサービスへの移行が加速する中で、CRM市場全体が拡大しており、それに比例してSalesforceエンジニアの需要も高まっています。

また、SalesforceにはAI機能の実装が進んでおり、Einstein(アインシュタイン)と呼ばれる予測型AIや生成AIを活用したサービスが次々と追加されています。AIとCRMの掛け合わせが進む中で、Salesforceの価値はさらに高まると予測されており、一過性のトレンドではないという評価が業界内では定着しています。

開発者・コンサルタント・アーキテクト…3つのキャリア分岐点

Salesforceエンジニアとして経験を積んだ後、キャリアパスは大きく3方向に分かれます。

① 開発者(Developer)として技術を極める
Apexを使った開発スキルをさらに深め、テクニカルリードやシニアエンジニアとして大規模プロジェクトをリードする道です。技術的な専門性を武器に、高単価フリーランスへの転向もこのルートからが多いです。

② コンサルタントとして上流工程を担う
導入支援・要件定義・業務改善提案など、より上流の工程でクライアントの経営課題に向き合う道です。ITコンサルタントとしてのキャリアを積むことができ、マネジメント職への道も開けます。

③ アーキテクトとしてシステム全体を設計する
Salesforceのシステム全体の構成設計を担うアーキテクトは、希少価値が高く最も高収入が見込めるポジションです。「Salesforce Certified Technical Architect」は最高位の資格として位置づけられており、取得者は国内でも非常に少数です。

グローバル案件やフリーランスへの道も開けている

Salesforce認定資格はグローバル基準で認められているため、国内の転職・独立にとどまらず、海外案件への参画や外資系企業への転職にも活かせます。

また、フリーランスとして独立した場合、国内だけでなくリモートでのグローバル案件に参画できるチャンスもあります。Salesforceが導入されている国や地域は世界中に広がっており、エンジニアとしての活躍の場は国境を超えて広がっています。

「専門スキルを持ったエンジニアが、場所を選ばずに働ける」という理想に近い働き方が実現しやすい職種のひとつが、Salesforceエンジニアと言えるでしょう。

まとめ:Salesforceエンジニアは「需要×専門性×将来性」が揃った職種

この記事では、Salesforceエンジニアの仕事内容・スキル・年収・将来性について、現場の体験談を交えながら解説しました。

最後に要点を整理します。

  • Salesforceエンジニアとは、CRM分野で世界No.1のクラウドサービスSalesforceの導入・開発・保守・コンサルティングを担うエンジニア
  • 仕事内容は4つ:導入支援→システム開発→機能追加・改修→運用保守、と上流から下流まで幅広く関わる
  • 必須スキルはApex。Javaなどのオブジェクト指向言語の経験があれば習得しやすく、Salesforce認定資格が市場価値を高める
  • 平均年収は600〜700万円。認定資格の取得と上流工程の経験が年収アップの鍵
  • 「やめとけ」と言われる理由は学習コスト・短納期・業務範囲の広さだが、その分市場価値とやりがいも高い
  • 将来性は高い。CRM市場の拡大、AI機能の進化、グローバルな需要がエンジニア不足を後押しする

Salesforceエンジニアは、「プログラミングが好き」「クライアントと一緒に課題を解決したい」「専門性を武器に高収入を目指したい」という人に特にフィットする職種です。

転職・独立・キャリアアップを視野に入れているエンジニアの方は、ぜひSalesforceエンジニアという選択肢を真剣に検討してみてください。

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