はじめに
Raspberry PiをSSHで繋いでみました。
raspi 3 type BのwlanモジュールでSSH接続できるようになるところまで設定します。
私的メモのため、わからないとか言わないでください ><
使ったもの≒必要なもの
- PC
- 今回はRaspbianのダウンロード/ddで便利だったため、Ubuntuを使用してます。
- SSHクライアント
- PCの場合はlinuxのほうが最初から入ってる分楽かな?
- 設定さえ終わってしまえばAndroidタブレットのJuiceSSHというアプリが使いやすいです。
- Raspberry Pi 3 type B
- 技適付きWiFiモジュールが内蔵されてるので買いました。あとで設定します。
- microSD 16GB (クラス10)
- 別に8でも16でも値段に大差ないし。
- LANの環境
- イーサネットコンバータ(Aterm W500P)
- モバイルルータ(Aterm MR03LN)
- その他雑多なもの
- ACアダプタはraspiの公式のものを使用します
- ケースは要らない気がしましたが、本体とのセット販売されているものを買いました。
- 我が家のLANの環境について(読み飛ばしてください)
==============================================
我が家のLAN環境はちょっと変態気味です。本記事の本旨であるraspiの設定に影響することはないとは思いますが、とりあえず書いておきます。
MR03LNは他のルータに読み替えてもいいですが、そのLANに向かってW500Pで繋ぎに行ってます。
03LNは持ち出す可能性があるので、ブラビアとnasneだけで繋がるようにW500Pは公衆無線LANへの接続設定としています。
03LNにもW500PにもDHCPサーバが走っており、なおかつ2重ルータ状態という面倒くさがって余計に面倒な状況になってます。
#=====#
|| WAN ||
#=====#
|
| LTE (mineo)
|
+========# +-----------------------+
| MR03LN | -- | スマホ / タブレット / PC |
+========# +-----------------------+
|
| WiFi接続
|
+-------+ WiFi +---------+
| W500P | ------ | ブラビア. |
+-------+ +---------+
|
| イーサ
|
+-------+
| raspi | ← もともとはnasne接続用
+-------+
- OSイメージの用意
=================
raspbian with pixelを使用します。サイズが大きいため、Ubuntuに入ってたTransmission使ってtorrentで落としました。
落としてきたOSイメージを解凍し、ddで焼きます。下記参照。
Raspberry PiへのOSインストールの手順 ddコマンド編
ここで、dd何度も実行しているのに書き込み権限がないやらファイルシステムが壊れてるやらでアクセスできない!
原因は最初は3DSに入ってた4GB(クラス4)を使おうとしたんですが、容量不足でraspbian /w pixel が焼けてなかったことでした。
そのため、手元にあった一回り容量の大きい16GBのものを使いました。
(私信: ああ、3DSの容量アップ作戦が…)
そこ、どうせSSH接続しかしないんだからliteの方のイメージで良かったとか言わない。
まだraspiにSDはセットしません
- 電源ON
==========
raspi 3 bにはwlanモジュールはついてますが、まだ設定されていないため有線で繋ぎに行きます。
最近のraspbianはSSHがデフォルトで無効なので、有効にします。
-
OSイメージを焼いたSDを再マウント
-
bootのパーティションを開き、
touch ssh
する -
SDを取り外し、raspiにセットして電源ON
-
SSH接続(仮)
==============
以下のコマンドでSSH接続します。piのパスワードはraspberryですね。
ssh <raspiのip-addr>@pi
以降の話はpiにssh接続しているシェル内の操作とします。
上記のようなネット環境なのでraspiのIPアドレスがわからず、苦労しました。
結局ルータの設定見てもわからなかったので 192.168.179.*のDHCP範囲内を総当りでsshコマンド発行するはめに。
vimのインストール
軽量OSのため(?)vi
しか入っていません(nanoはあるけど)。
カーソルキーやらBKSPが使えないのは不便極まりないのでvimを入れます。
やる前にネットにつながってるか確かめてくださいね。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install vim
- wlan設定(固定IP)
====================
この辺参考にwlan設定します
$ cd
$ sudo cp -p /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf.bak
$ sudo wpa_passphrase SSID PASSPHRASE >> wpa_supplicant.conf
$ sudo cp wpa_supplicant.conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
$ sudo vim /etc/dhcpcd.conf
# 以下を追記します
interface wlan0
static ip_address=192.168.179.20
static routers=192.168.179.1
static domain_name_servers=192.168.179.1
この辺も参考になるはず
- http://qiita.com/yoh-nak/items/10c3ce4d371d29fc7e42
- http://qiita.com/t_uda/items/a29874cbeecd080ea2fe
-
再起動〜SSH接続@wlan
====================== -
電源を切り(
sudo shutdown -t 0
)、イーサネットケーブルを抜きます。 -
ACアダプタを挿し直し、起動します。
-
wlan経由でSSH接続します
ssh pi@192.168.179.20
できましたでしょうか。
ちなみに、IPアドレスを毎回入れるわけには行かないので、普通はSSHクライアント側の~/.ssh/configに設定書きますよね。
以上で丸パクリ記事終わりです。