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RaspberryPiにSambaをイントールしてファイルサーバを作成

Last updated at Posted at 2020-06-06

RaspberryPiをファイルサーバにするためにsambaの導入方法を解説します。
今回は最低限の設定だけをします。
最初に直接RasberryPiに接続してターミナルを開くかSSHでRaspberryPiに接続してください

環境

hostname: raspberrypi
username: pi

sambaのインストール

ターミナルで以下のコマンドを入力してインストール

sudo apt install samba -y

途中でDHCPサーバについて聞かれるが今回はNo選択

sambaユーザーの追加

以下のコマンドでsambaユーザーを追加してください。

sudo smbpasswd -a pi

sambaユーザー用の新しいパスワードを尋ねられるので入力してください。
確認のためにもう一度パスワードの入力を求められます。

smb.confの設定

バックアップ

sambaの設定ファイルを念の為バックアップ

sudo cp /etc/samba/smb.conf /etc/samba/smb.conf~

共有ディレクトリの設定

以下のコマンドでsmb.confを開き最後の行に追加してください。

sudo nano /etc/samba/smb.conf

今回はホーム上のPublicディレクトリを共有します。
設定は最低限です
最終行までカーソルを移動させて(Ctrl + WCtrl + Vで最終行にジャンプします)
以下を追加

[share]
  path = /home/pi/Public
  writable = yes
  public = no

一行目の[share]は公開ディレクトリ名になりますので適当に分かり易い名前をつけてください。
pathは公開するディレクトリを指定します。USBメモリのディレクトリを公開する場合は予め書き込み権限を更かしておいてください。

usbメモリを/mnt/usbにマウントしている場合
sudo -R 777 /mnt/usb

smb.confの確認

以下のコマンドを実行してLoaded services file OK.が表示されば大丈夫です。
表示されない場合はsmb.confに間違えている箇所があるので修正してください。

testparm

samba再起動

以下のコマンドでsambaを再起動して設定を有効化します。

sudo systemctl restart smbd

共有ディレクトリに接続

Windowsの場合

エクスプローラーのアドレスバーに\\raspberrypi\shareと入力して表示された画面でユーザー名にpiパスワードに先程設定したsambaユーザーのパスワードを入力してください。
ドライブとして固定したい場合はエクスプローラーの左側のナビゲーションウインドウからPCを右クリックしてネットワークドライブの割当を選択し表示された画面で開いてるドライブを選びフォルダーに\\raspberrypi\shareと入力して上記と同じくユーザー名とパスワードを入力してください。

Linux(デスクトップ)の場合

ファイラーを開いてアドレスバーにsmb://raspberrypi/shareと入力して表示された画面で登録ユーザーを選択してユーザー名にpiパスワードに設定したsambaユーザーのパスワードを入力してください。
*ディストリビューションによって違うかもしれません

linux(コンソール)の場合

fstabを設定してマウントしてください。(今回は割愛します。)

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