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OCIリージョンをサブスクライブする方法

Last updated at Posted at 2023-06-16

初めに
OCIアカウントをアクティブ化にした直後、ホーム・リージョンがすぐ使えます。もし他リージョンも使いたい時(例えば、リージョン間のDR・バックアップ)、サブスクライブする必要があります。今回は、ホーム・リージョンは東京で、大阪リージョンをサブスクライブする例を紹介したいと思います。

注意点

  • 管理者ユーザーで実施。
  • Free Tierアカウントを利用している場合、有料アカウントにアップグレードする必要。
  • ホーム・リージョンの変更ができない。
  • サブスクライブを実施した後、解除できない

ステップ

1. リージョンの管理

OCIコンソールの上部から、現在表示されているリージョンをクリックし、「リージョンの管理」画面に進んでください。

もし、リージョンの制限値に引っかかっている場合、「サブスクライブ」ボタンはグレー色で押せないです。サポート・リクエストで制限値を引き上げてもらう必要があります。画面上部の「制限、割当ておよび使用状況」のリンクをクリックして、STEP-2 に進んでください。

もし、リージョンの制限値は余裕があれば、次のステップを飛ばして、STEP-3. 他リージョンをサブスクライブするに進んでください。
image.png

2. サービス制限の更新のリクエスト (オプション)

この例は、「制限、割当ておよび使用状況」画面に、リージョンの制限値が「1」となっています。つまり、今ホーム・リージョンしか使えない状態です。画面上部の「サービス制限の引上げ (request a service limit increase)」のリンクをクリックし、次の申請画面に進んでください。
image.png

「サービス制限の更新のリクエスト」画面に、必要な情報を入力して、サポート・リクエストを作成します。

サービス・カテゴリー:Regions
リソース:Subscribed region count
テナンシ制限: ご要望の数値を入力
リクエストの理由:適当な理由を入力

image.png

リクエストが出された直後、「承認待ち (Pending approval)」のステータスとなります。承認を通るまで、数日間がかかりますので、お待ちください。サポート・センターより、ステータスの変更を確認できます。(次の画面は、クローズ済の状態です。)

サポート・センター画面の入口:
OCIメニュー → ガバナンスと管理 → サポート → サポート・センター
image.png
サポート・リクエスト(SR)は、以下の3種類があります。種類により、SR番号の形式が違います。

  • テクニカル (Technical): 重要度1桁数値-11桁の数値
  • 請求 (Billing): 7桁の数値
  • 制限 (Limits): CAM-6桁の数値

承認完了後、「制限、割当ておよび使用状況」画面で再確認し、リージョンの制限値が既に引き上げられました (1 → 3)。
image.png

3. 他リージョンをサブスクライブする

リージョンの管理画面に、「サブスクライブ」が押せるようになりました。
image.png

大阪リージョンは、2ページ目にあります。
image.png

サブスクライブを解除できません」ので、十分にご注意ください。「サブスクライブ」をクリックする前、間違ったリージョンを選択しないように再確認してください。

「サブスクライブ」をクリックした後、完了まで数分間がかかります。

数分間後、大阪リージョンは、「サブスクライブ済」の状態になったのを確認します。
image.png

OCIコンソールに再ログインした後、現在表示されているリージョンをクリックし、大阪リージョンが既に追加されたのを確認できます。それをクリックすれば、リージョン間の切り替えができます。

以上です。

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リージョンの管理

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