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OCIブロック・ボリュームのバックアップ時間帯を指定する方法

Last updated at Posted at 2023-07-03

本ブログは、オラクル・クラウドの個人ブログの1つです。

初めに

OCIのブロック・ボリュームを毎日指定した時間帯で自動バックアップを取るのは、一般的な要件です。

ユーザー定義バックアップ・ポリシーを活用いただければ、任意の時間帯で自動バックアップが取れますので、この利用方法を紹介したいと思います。

OCIは、以下の2つバックアップ・ポリシーがあります。既存の「Oracle定義バックアップ・ポリシー」は、時間帯の変更ができないが、それらを複製・編集して、或いは「ユーザー定義バックアップ・ポリシー」を新規作成していただければ、時間帯の指定ができるようになります。

タイプ バックアップ時間帯 コメント
Oracle定義バックアップ・ポリシー (Gold, Silver, Bronzeの3種類) UTC 0時 時間帯の変更ができないが、複製・編集は可能。
ユーザー定義バックアップ・ポリシー UTC、或いはリージョンのローカル時間 任意時間帯を指定できる

ステップ

1. ユーザー定義バックアップ・ポリシーの作成

OCIメニュー → ストレージ → ブロック・ストレージ → バックアップ・ポリシー

「バックアップ・ポリシーの作成」をクリックします。
image.png

ポリシーの名前を適当に入力し、作成ボタンをクリックします。
image.png

2. スケジュールの追加・編集

作成したポリシーの詳細画面で、「スケジュールの追加」をクリックします。
image.png

デフォルトのタイム・ゾーンは、UTCですが、ローカル・タイム・ゾーンへの切り替えは可能です。ご希望の時間帯を指定して、「追加」ボタンをクリックします。

追加後、以下となります。マウスをインフォメーションのマークに移動すると、「次の3回のバックアップ予定時間」を確認できます。
image.png

スケジュールの編集も可能です。
image.png

3. バックアップ・ポリシーの選択

既存のブロック・ボリュームを選択し、編集ボタンをクリックします。
image.png

作成したユーザー定義ポリシーを選択して、変更を保存します。

変更後、次のように表示されます。
image.png

以上です。


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