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初めに
Autonomous DBを作成する時、ネットワーク・アクセスのタイプは、以下の3つがあります。デフォルトは、左の「すべての場所からのセキュア・アクセス」となります。右の「プライベート・エンドポイ・アクセスのみ」を選択した場合、VCNとサブネット内に作成されます。
インスタンス作成後、他サブネットに変更できますか?はいできます。簡略に言いますと、アクセス・タイプを2回切り替えればOKです。これから変更方法を紹介したいと思います。
ステップ
1. 「任意の場所からのセキュア・アクセスを許可」に切り替える
ADBが起動している時、コンソールから実施します。
ADB 詳細情報 -> 他のアクション -> "ネットワーク・アクセスの更新"
「すべての場所からのセキュア・アクセス」を選択し、更新をクリックします。
ADB名を入力し、確認をクリックします。
確認後、更新処理が開始されます。 完了するまでしばらく(2~3分間)お待ちください。
注意点
アクセス・タイプを更新する前、「mTLS認証」の設定は、有効になっているかどうかを確認してください。「任意の場所からのセキュア・アクセスを許可」の場合、必ず「mTLS認証」を有効にしないといけません。(有効にする時、ADBへ接続するのに、Walletファイルは必須です。)
2. 「仮想クラウド・ネットワーク」に切り替える
アクセス・タイプの更新が完了した後、もう一回メニューから「ネットワーク・アクセスの更新」を選択します。
右側のタイプ(プライベート・エンドポイ・アクセスのみ)を選択し、移動先のVCNとサブネットを指定して更新をクリックします。
先ほどと同様、確認画面でADB名の入力は必要です(画面コピーを省略)。更新処理が完了するまで少しお待ちください。更新後、他サブネットへの変更は完了です。
以上
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