OCI上の「Oracle Base Database サービス」からオブジェクト・ストレージにバックアップを出したい場合、さまざまな方法があります。以下に示す方法は一般的です。
- Base DBサービスの自動バックアップ機能を利用する。
- バックアップ・モジュールをインストールし、RMANで手動バックアップを実施する。
- DBMS_CLOUDプロシージャを利用し、DBから直接にデータ・ポンプ・ファイルをオブジェクト・ストレージにエクスポートする。(※関連記事)
- データ・ポンプ・ファイルを一時にローカルにエクスポートしてから、OCI-CLIかRloneなどのツールで、オブジェクト・ストレージに転送する。
上記の各方法には、それぞれの利点と制限事項があります。今回はもう一つ選択肢を提供したいと思います。

この前の記事で紹介したように、オブジェクト・ストレージをローカルのファイル・システムにマウントできます。この方法は、OCI上のBase DBインスタンスにも適用されます。それにより、マウント・ポイントを経由し、データ・ポンプ・ファイルをオブジェクト・ストレージにエクスポートするのが可能です。
この方法の利点
✅ 自動バックアップ機能と違って、バケットに出力されたファイルを表示・管理できる。
✅ 直接にオブジェクト・ストレージにエクスポートするため、ローカルへの一時保存は不要。
✅ DBのバージョンに依存せず、DBMS_CLOUDプロシージャのインストールは不要。(Base DBにDBMS_CLOUDをインストールする際に、DBバージョンの制限がある)
※、この方法はBase DBサービスだけではなく、IaaS DBにも適用されます。
これから、ステップ・バイ・ステップで設定方法を説明します。
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👉 https://oci-tech.jp/export-data-pump-to-oci-object-storage-via-mount-point/
検証環境
- DBバージョン:Base DB 19c (VM) Standard Edition (on OL7)
- ツール:s3fs-fuse
ステップ
リンクから、詳細をご確認いただけます。
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