簡単に結論

Node.jsのバージョンが古くてeslintが怒っていた

下記のコマンドでNode.jsをアップデートしたら解決しました！

sudo apt update && sudo apt install nodejs -y && sudo npm install n -g && sudo n stable && sudo apt purge -y nodejs npm && sudo apt update && sudo apt full-upgrade -y && sudo apt autoremove -y

経緯

開発途中でPCを買い替えたので、既にeslintやprettier、simple-git-hooks、lint-staged等の初期設定が終わっているGitレポジトリをクローンすることになりました
そんな訳で早速下記のコマンドを走らせて準備を終わらせる
```
git clone https://github.com/foooooooo/hogehoge.git
cd hogehoge
npm ci && npx simple-git-hooks
```
コマンドの簡単な解説
- npm ci
  - バージョンの縛りが緩いpackage.jsonを使ってパッケージをインストールするnpm i若しくはnpm installではなく、パッケージのバージョンを細かく指定してあるpackage-lock.json を使ってパッケージをインストールする
- npx simple-git-hooks
  - package.jsonにsimple-git-hooksの設定がしてあるなら、その設定を元に /.git/hooks/ ディレクトリを作成し、設定通りの挙動が行われるようになる
- npx lint-staged(後で出てくるコマンド)
  - package.jsonにlint-stagedの設定がしてあるなら、その設定を元にcommitする前のファイル、つまりはstageされているファイルに対して設定されたコマンドを実行する
  - 殆どの場合はeslintやprettier等のlinterやformatterを実行させる
- npx eslint .(後で出てくるコマンド)
  - eslintを現在地のディレクトリに対して実行する
初期設定が終わったけれど、一応simple-git-hooksやlint-stagedの設定がちゃんと行われているか確認しておくか！
```
npx lint-staged
# => Unexpected Identifer というエラーが出る
```
?????????????????????????

何故？
これはlint-stagedがおかしいということ？
```
git commit -m "commit test"
# => Unexpected Identifer というエラーが出る
```
?????????????????????????

訳が分からないぞ
そもそもエラー文がUnexpected Identifer、直訳して「予期しない識別子」だけで情報量が少なすぎる

Unexpected Identiferというエラー文をsimple-git-hooksやlint-staged、eslintなどのワードと一緒に調べても解答っぽい情報に全く引っ掛からないし、どうすればいいんだ……!?

結論

eslintが怒っていた

npx eslint .
# =>typeerror: module.createrequire is not a function...というエラーが出る

調べてみると、2022/9/18現在の最新バージョンであるeslint8.23.1がサポートしているnodejsのバージョンは
^12.22.0, ^14.17.0, or >=16.0.0 でした

参考資料としてeslintのレポジトリ

一方、apt install nodejsでインストールされるnode.jsのバージョンは2022/9/18現在10.19

思いっきりサポート対象外!!!!!!!!!!!

そりゃあ怒られる!!!!

そんな訳で下記のコマンドでNode.jsを最新のものに更新する参考

sudo apt update && sudo apt install nodejs -y && sudo npm install n -g && sudo n stable && sudo apt purge -y nodejs npm && sudo apt update && sudo apt full-upgrade -y && sudo apt autoremove -y

これで上手くいきました!!!

参考資料