読んだ本
感想
PMについての外観を掴めたのでPMBOKを読んでみようと思ったが、気軽にチャレンジするには難しそうだったため本書を読み始めた。
家のリフォームや町内会のイベントなど、ITに限らない具体的で身近な出来事をプロジェクトに見立て、会話形式でストーリーが進行していく。各ストーリーが終わった後に、PMBOKの内容と照らし合わせてどういった箇所が該当するのかの説明が入る構成だ。
全体的にわかりやすさを重視した作りでとても読みやすかった。PMBOKを読もうと思ってもたくさん版があって戸惑うので、まずは本書から読み始めることをおすすめしたい。(ちなみに、6版はプロセス別、7版は原則別に構成されている。)
おすすめの人
- PMはどんなことをしているのか興味がある人
次に読むなら
- マネジメントまわりの本はあまり読んでいないですが、「図解まるわかり PMO・PMのきほん」がおすすめです
知らなかった言葉
- クラッシング: スケジュール遅延時、人数を増やしてリカバリーすること
- ファストトラッキング: スケジュール遅延時、先行して他のタスクを進めること
- BOSCAR: プロジェクト管理のフレームワーク。Background、Objective、Scope、Constraints、Assumptions、Risksの頭文字
- RACI(レイシー): プロジェクトにおける役割を明確にする手法。Responsible、Accountable(説明責任者)、Consulted、Informedの頭文字
- YWT: 振り返りの手法。やったこと、わかったこと、次にやることの頭文字