読んだ本
感想
エンジニア必読本の一つとして有名で、個人的にも積んでおり、ようやく読了できた。内容としては、ソフトウェアアーキテクチャについての基礎的な考え方から、実践する際のトレードオフの検討方法、そして実践についてまで幅広くまとまっている。電子書籍で読んだのでいまいちボリュームを把握せずに読み進めていたが、結構量があるので腰を据えて読む必要がある。
本書は三部構成になっていて、第i部は基礎としてアーキテクチャの考え方や非機能要件からどの様に考えていけば良いのかを学ぶことが出来る。第ii部はアーキテクチャスタイルという題で、モノリシックアーキテクチャやレイヤードアーキテクチャを始めとした具体的なパターンを提示しながら、それぞれどんな特性があるのか深堀りされていく。これは読了後も辞書的に参照することが出来そうだ。第iii部はテクニックとソフトスキルとして、アーキテクチャをどのように決定し、どのように運用していくのか、心構えや実践的な内容まで記載されていた。
全体的に座学的な側面が強く、輪読会などで読み進めるのに向いているのかも知れない。アーキテクチャには正解がなく、その時々でトレードオフを考える必要があり、安易にベストプラクティスに逃げるのは良くないなと身に染みる。概要としては理解しているつもりだったものの、こう詳しく書かれるとわからない点が多く、定期的に読み直したい。
おすすめの人
- 全てのソフトウェアエンジニア
- 特にアーキテクチャについて興味がある・アーキテクトを目指す人
次に読むなら
- 「データ指向アプリケーションデザイン」は本書でも出てくるマイクロサービスなど詳しく理解できるのでおすすめ
- 「アーキテクトの教科書」を事前に読んでおくと理解がしやすいかも