記事概要
AWSについて、まとめる。
AWS(Amazon Web Services)とは
サーバーを作成するサービス、データを保存するサービスなど、Webシステム運用に役立つ200種類以上の様々なサービスを提供している
リンク
デプロイ方法
200以上のサービスを組み合わせて、アプリケーションをデプロイする
開発するアプリケーションに合わせて、自由にサービスを組み合わせて公開できるのがメリット
サービス
ルートユーザー
AWS登録時に作られるアカウントのこと
AWS上の全てのサービスや機能を使える権限が付与されている
AWS上のサービスを何でも利用できるため、不正利用や誤操作の影響が大きく危険。利用制限のある「IAMユーザー」を利用することで、安全にAWSを利用する
IAM(Identity and Access Management)
AWS上でアクセス権限を制御する仕組みのこと
IAMユーザー
アクセス権限が制限されたユーザーのこと
手順(ルートユーザーを作成)
- AWSのサイトへアクセスする
- 「無料で利用開始」ボタンをクリックする
- テキストが日本語で表示される場合は、4へ進む
- 画面右上の「English」をクリックする
- メニューの中から「日本語」を選択する
- 「Eメールアドレス」と「AWSアカウント名」を入力する
- Eメールアドレス認証を行う
- パスワードを登録する
- 連絡先情報を入力する ※文字の入力は、半角英数字
- アカウントの種類は「個人」を選択
- 「フルネーム」から「郵便番号」まで全て入力
- 「AWSカスタマーアグリーメント」にチェック
- 入力できたら、「続行」をクリックする
- 支払い情報を入力する
- 本人確認を行う
- 検証コードの受け取り方法は、「テキストメッセージ(SMS)」にチェック
- リージョンコードは「日本」を選択
- セキュリティチェックは「表示された文字」を入力
- 入力できたら、「SMSを送信する」をクリックする
- 電話番号にSMS(ショートメール)が届くので、検証コードを入力する
- 検証コードを入力できたら、「続行」をクリックする
- サポートプランを選択する
- 「ベーシックサポート - 無料」をクリック
- 「AWSマネジメントコンソールへ進む」をクリックする
- 作成したルートユーザーで、AWSにログインする
手順(IAMユーザーを作成)
- AWSトップページのサービスの検索フォームに「IAM」と入力する
- 検索結果からIAMのページにアクセスする
- IAMリソースから「ユーザー」をクリックし、IAMユーザーのページに遷移する
- 画面右上の「ユーザーを追加」をクリックし、ユーザーの詳細入力画面を開く
- 設定情報を入力する
- ユーザー名は、任意のユーザー名を入力
- 「AWSマネジメントコンソールへのユーザーアクセスを提供する」にチェック
- 「IAMユーザーを作成します」を選択
- 「ユーザーは次回のサインイン時に新しいパスワードを作成する必要がああります」のチェックを外す
- 「次へ」をクリックする
- ユーザーに対する許可の内容を設定する
- 「ポリシーを直接アタッチする」を選択
- 許可ポリシー検索欄に「amazons3」と入力し、「AmazonS3FullAccsess」にチェック
- 「次へ」をクリックし、登録内容の確認画面が表示される
- 内容を確認してから「ユーザーの作成」をクリックする
- パスワードを確認する
- 「.csvファイルをダウンロード」をクリック
- パスワードが記載されたファイルをダウンロード
- ダウンロードできたら「ユーザーリストに戻る」をクリック
- csvファイルは「ユーザー名_credentials.csv」という名前でダウンロードディレクトリに保存される
下記が記載されており、AWSにIAMユーザーとしてサインインする際に必要となる。 ※ファイルを紛失・削除しないように注意- ユーザー名
- パスワード
- コンソールサインインURL
- IAMユーザーのページから、作成したIAMユーザーをクリックする
- ユーザーページに遷移したら、「セキュリティ認証情報」のタブを選択する
- 「アクセスキー」欄の「アクセスキーを生成」をクリックする
- 「ローカルコード」を選択する
- アクセスキーを作成する旨のチェックボックスにチェックを入れる
- 「次へ」をクリックする
- オプションの設定が必要ない場合、「アクセスキーを生成」をクリックする
- 「csvファイルをダウンロード」をクリックする
- 「完了」をクリックする
- ダウンロードしたファイルは「ユーザー名_accessKeys.csv」という名前でダウンロードディレクトリに保存される
「Access key ID」「Secret access key」という秘密情報が記載されており、これらを使用してアプリケーションがAWSにアクセスする
※ファイルを紛失・削除しないように注意 - IAMユーザーでログインする
- ダウンロードした「ユーザー名_credentials.csv」を開く
- csvファイルに記載されている「Console login link」欄のURLをクリックする
- csvファイルに記載されている「アカウントID」「User name」「Password」を入力する
- 入力できたら「サインイン」をクリックする
手順(二段階認証を設定)
- Authenticatorなどの、認証アプリをスマホにインストールする
- ルートユーザーの二段階認証登録
- AWSのトップページに遷移し、「コンソールにサインイン」をクリックする
- 「ルートユーザーのEメールを使用したサインイン」を選択する
- ルートユーザーとして、ログインする
- ヘッダー部分に表示されているアカウント名をクリックする
- メニューの中から 「セキュリティ認証情報」 を選択する
- ポップアップ画面が表示された場合は、「Continue to Security Credentials」をクリックする
※ポップアップ画面が表示されずに、次の画面に遷移することもある - セキュリティ認証情報のページに遷移し、メニューの中の 「MFAデバイスの割り当て」 をクリックする
- 任意のデバイス名を入力し、「次へ」をクリックする
- 「QRコードを表示」をクリックする
- 認証アプリでQRコードを読み取る
- 設定画面を終了すると、トークンと呼ばれる6桁の数字が表示される
- AWSのサイト上で以下4点を実施する
- 「MFAコード1」の欄に現在表示されているトークンを入力
- 次のトークンに切り替わるまで数十秒ほど待つ
- 新しいトークンが表示されたら、「MFAコード2」の欄に新しいトークンを入力
- 「MFAの割り当て」をクリック
- 完了通知のモーダルが表示されていれば、ルートユーザーに二段階認証を設定できている
- IAMユーザーの二段階認証登録
- 左のサイドバーから「ユーザー」をクリックする
- IAMユーザーのページに遷移し、作成したIAMユーザーの名前をクリックする
- 「MFAデバイスの割り当て」をクリックする
- 下記を実施する
- 「仮想MFAデバイス」を選択
- QRコードの表示
- QRコードを読み取り、 Authyにアカウントを追加
- AWS上でトークンを2回入力
使用料金
料金確認方法
- AWSのサイトにルートユーザー でログインする
- 画面右上の「ユーザー名」をクリックする
- 「請求書」を選択する
- 使用料金が表示されるので、料金を確認する
無料枠について
AWSのアカウントには「12ヶ月間、一定の使用量までは様々なサービスを無料で利用できる」という無料枠が用意されている
- 無料枠はアカウント登録から12ヶ月を過ぎると無料期間が終了し、使用量に応じて料金が発生する
- 12ヶ月以内でも、使用量が無料枠を超えてしまった場合には、料金が発生する仕組みになっている
法外な課金がされる場合
awsのアクセスキーをgithubにpushした際などに、不正に利用されて数十万円の課金がされることがある
不明な課金がされている場合
- AWSのカスタマーサポートに問い合わせてみる
- 解決しない場合は、AWSのアカウントを解約する
高度な設定
費用発生を最小限に留めるため、EC2を自動でシャットダウンされるように設定したり、無料利用枠を超えないようにS3でオブジェクトの有効期限を設定できたりする