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VCIでPDCAを回す(回転アニメーションの罠)

Last updated at Posted at 2019-12-06

#はじめに
この記事は、VCI Advent Calendar 2019の6日目の記事です。
VCIでアニメーションで回転を行う場合のやり方と現場(Vキャス)で問題を起こさないための注意点をPDCAを回しながら説明したいと思います

#概要
アニメーションで回転するときはInterpolationをEuler Angles(Quaternion)にしましょう。以上。
以降は蛇足です

#Unityでアニメーションを作成する
まずはPDCAを回すの記事を参考にオブジェクトを作ります。
次にアニメーションを追加したいサブアイテムを選択し、AnimationのタブのcreateからAnimationを作成します。

作成したらAddPropertyから回転したいオブジェクトのTransform>Rotationを選択し、
回転する確度の設定をしましょう。
例では1秒間に360度回転するようにしています

ただし、このままだと回転速度が一定でないため、回転速度を一定にする設定をします
画面下部のCurvesを選択し、曲線の端の部分を右クリック>BothTangents>Linearを選択します

これで回転させることが出来ました。

それではVキャス(現場)へ持っていき回していきましょう
Unity上でも問題なく動作したため現場でも問題なくPDCAは回せるはず…!

#そのPDCA、現場では回らないよ
今回はVCIグリップをした際に回転するようにしようかと思います。
その場合、コードは以下のような形となります

local pdcaAnimations = vci.assets.GetSubItem("PDCASubItem").GetAnimation()
---[SubItemの所有権&Use状態]アイテムをグラッブしてグリップボタンを押すと呼ばれる。
---@param use string @押されたアイテムのSubItem名
function onUse(use)
  pdcaAnimations._ALL_PlayFromName("Rotation",true)
end

では早速回してみましょう!
gibd3-wpu2v.gif

あれ…まわらない。

確かにUnity上ではちゃんと回っていたのに…

#現場でも回せる実用的なPDCA実現方法
実は、今までの設定方法では現場でPDCAを回すことは出来ません
ちゃんと現場でもPDCAが回るようにするには無茶な詰め込みをやめて改善のための時間を確保するアニメーションの設定を変更する必要があります。
アニメーションクリップで回転アニメーションを選択し、Interpolation>Euler Angles(Quaternion)の順に選択します。

これで現場でもVCIが回るようになります!
panjd-fm73k.gif

#いかがでしたか?
今回はアニメーションによるローテーションの注意点について紹介しました。
結構ここで回転する原因がわからず苦戦する人も多いみたいです(わたしもそうでした)
この記事でそういう人を減らせればいいなと思います!
Let's enjoy rotation!٩( 'ω' )و

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