この記事はアドベントカレンダー「【VCI】テーマパークを作ろう 」の1日目の記事です。
はじめに
今回のアドベントカレンダーではVirtualCast(Vキャス)内で用いられるVCIの作成方法を、テーマパークを作りながら実際に学んでいこうという内容となります。25回完了時にテーマパークが完成していることが目標です。
基本的に他に書かれてそうなことは流れだけ説明して細かい説明はしない予定です。
(内容にプログラムが少なくなるかもなのでもしかしたら別サイトに移行するかもしれません)
VキャスとVCIについては詳しい説明は省略します。以下のサイトを御覧ください
・ Vキャス:https://virtualcast.jp/
・ VCIとは:https://virtualcast.jp/wiki/doku.php?id=vci:top
簡単に言えばVirtualCastはVRで多人数で交流しながら遊べるサービスでVCIはその中で使える(自作できる)アイテムの規格です。
今回の内容
- 最低限必要なソフトセットアップ及びサイトのアカウント作成
- サンプルVCIを背景としてアップロードし、Roomに設定する
使用するソフト
- virtualcast:アプリそのもの。後述のseedOnlineと連携することでVCIが使えるようになる。
- Unity:有名なゲームエンジン。Vキャスではここにいろいろな3Dモデルなどを集めて配置し、それをVCIにするために使用
- UnityHub:unityのバージョンを切り替えたりできるようにするソフト。入れておけばunityを別途インストールする必要はなくなります。
- seedOnline(サイト):VCIやアバターなどを各種VRサービスと連携するためのサービス。作成したVCIはここにアップロードする。 VCI作成をすすめていくと他にもいろいろなソフトなどをつかいますが、そちらは出てきた際に都度紹介します
セットアップ
基本的には以下のサイトに則って行えば問題ないかと思います。
以下、手順を進めル際に気になった部分だけ以下に記載します.
- UnityHubでプロジェクトを作成する前に認証が必要
- UnityHubからインストールするUnityのバージョンは2019のもので大丈夫(記事作成時点)
- インポートするUniVCIのバージョンは3.0以上のもの
- プロジェクト作成後にランタイムを.Net4に変更するとの記載があるが、該当の項目がなかったため作業をスキップ
- 作成したVCIをseedにアップロードする際に「ロケーション」を選択する
RoomにVCI背景を反映
Roomを作成する(ブラウザでの作業)
- https://virtualcast.jp/ の右上のメニューからルーム一覧ページへ遷移
遷移後のページから右上のCONNECTを選択
この作業でSeedOnlineのアカウントと連携されますログイン後に右上にアイコンが表示されるので、そこからマイルームを選択
ルームを新規作成する
下に色々権限設定がありますがとりあえずデフォルトの設定のままで大丈夫です(あとあと説明予定です)
Roomに作成した背景を反映する
以下の公式の手順で背景を切り替えます。(作業前にVキャスのアプリの右上からSeed連携する必要があります)
・ルームのロケーションの変更方法
不要なアイテムが残っていますが、これは後で削除します。
おわりに
今日はまずルームの設定までやりました。
明日からは実際にテーマパークを作成していきます