##概要
Linux(CentOS)の言語設定を日本語(ja_JP.UTF-8)にする。
Dockerで取得したCentOSはデフォルトは "en_US.UTF-8" になっている。localectl list-localesで確認するとja_JPがない。そんな状態からja_JP.UTF-8を使えるようにするまでの内容です。
##実行環境
CentOS Linux release 7.6.1810 (Core)
補足
macOS High Sierra 10.14.3
Docker version 18.09.1, build 4c52b90
##手順
####現在のロケール確認
localectl status
System Locale: LANG=en_US.UTF-8
VC Keymap: us
X11 Layout: us
本記事は ja_JP.utf8 に設定することが目的なので、
すでに ja_JP.utf8 の場合は目的達成しています!
####使用可能なロケール確認
localectl list-locales
ja_JP.UTF-8があればファイル生成部分の記事は読み飛ばしてください。
DockerのプレーンなCentOSを使っている場合は存在しないようです。
####ロケール生成・設定
ja_JP.UTF-8を生成できるか確認するため、下記コマンドでja_JPのソースが入っているか確認する。
ls /usr/share/i18n/locales/ | grep ja
ja_JP
localedefコマンドでロケールを生成する。charmap(-fオプション)はUTF-8を指定する。
localedef -i /usr/share/i18n/locales/ja_JP -f UTF-8 /usr/lib/locale/ja_JP.UTF-8
localedefコマンドでロケールをアーカイブに登録する。
localedef --add-to-archive /usr/lib/locale/ja_JP.UTF-8
localectlコマンドでロケールを設定する。
localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
設定を反映させる。
source /etc/locale.conf
設定確認
localectl status
System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8
VC Keymap: us
X11 Layout: us
以上!
設定して思ったこと。
余計なロケールが多いし、今後使うこともないので不要なロケールは削除した方がいいですね。