バーチャルホストを有効にする
「/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/httpd.conf」を開き、下記のコメントを外します。
#Include /Applications/XAMPP/etc/extra/httpd-vhosts.conf
↓
Include /Applications/XAMPP/etc/extra/httpd-vhosts.conf
バーチャルホストを追加
「/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/extra/httpd-vhosts.conf」ファイルを開きます。
「#NameVirtualHost *:80」の行を有効にする必要があるので、コメントアウトになっている場合は#を削除し、その行を有効にします。
#
# Use name-based virtual hosting.
#
#NameVirtualHost *:80
バーチャルホストが有効になったことで"http://localhost/"が無効になるので、以下を追加して復元してあげましょう。
<VirtualHost *:80>
DocumentRoot "/Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs"
ServerName localhost
</VirtualHost>
バーチャルホストを追加
以下の参考にバーチャルホストを追加します。
例:"site01"を追加する場合 はこんな感じで書き加えます。
DocumentRootの場所は任意の場所が指定できます。
<VirtualHost *:80>
DocumentRoot "/Users/taro/server/site01"
ServerName site01
</VirtualHost>
hostsを書き換える
「/etc/hosts」を開き、以下を書き加えます。
192.168.1.11 site01
127.0.0.1 site01
通常はローカルホストを示す「127.0.0.1」を指定しますが、LAN内の他の端末からsite01にアクセスしたい場合はバーチャルホストの配置されているIP「192.168.1.11」でホストを追加します。適用されるホストの順番は上か下に行われます。
※ 補足:
Web開発でhostsファイルを編集することがよくあるので、hostsファイルを書き換えるのに便利なHosterも検討してみてださい。
動作確認
XAMPPを起動しApacheのStartボタンをクリックして起動します。あとはブラウザを立ち上げ「http://site01」と入力してアクセスしサイトが表示されればOKです。
※ 補足:
「/Users/taro/server/site01」の直下に「index.html」がある場合は自動でこのファイルが表示されます。
LAN内の他の端末からバーチャルホストにアクセスする
LAN内の他の端末からバーチャルホストにアクセスする場合、その端末のhostsを書き換えます。ここではWindwos8/8.1の場合について説明します。
「C:\Windows\System32\Drivers\etc\hosts」を右クリックしてエディタを選択し開きます(ここでは秀丸を選択しています)。
秀丸を選択すると以下のダイアログが出るので「管理者として実行」をクリックします。
開いたら以下を追加します。
192.168.1.11 site01
あとIEなどで「http://site01」にアクセスできるようになります。