この記事でわかること
- Agent Teams とは何か
- 従来の方法との違い
- 実際の使い方
- どんなときに使うべきか・使わないべきか
Agent Teams とは?
複数の AI エージェントが独立して・同時に・お互いに連絡を取り合いながら、ひとつの大きなタスクを分担して進める仕組みです。
このお互いに連絡を取り合いながらといった点がポイントです。
Claude Code Agent Teams は 2 月現在実験的機能です
従来との違い
① 単一エージェント
✅ シンプル
❌ 順番待ちで遅い
❌ 複雑になると文脈が薄れる
② サブエージェント(従来の並列化)
✅ 文脈を分けられる
❌ サブ同士は直接話せない
❌ 全部メイン経由でボトルネックになる
③ Agent Teams(新機能)
✅ 同時並行で速い
✅ 各自が集中できる
✅ チームメイト同士が直接相談できる
実践編:セットアップ
Step 1:機能を有効化する
Agent Teams は 実験的機能 のためデフォルトでオフです。
.claude/settings.json または .claude/settings.local.json に追加:
{
"env": {
"CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS": "1"
}
}
または環境変数で:
export CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS=1
Step 2:Claude Code を起動
claude
Step 3:Agent Teams が有効になっていることを確認
実践編:プロンプトの書き方
ユースケース①:PR コードレビュー
PR #XXX をレビューするエージェントチームを作成してください。
3 つのレビュアーを立ち上げてください:
- セキュリティレビュアー
- パフォーマンスレビュアー
- テストレビュアー
それぞれが独立してレビューしながら、気になる点を見つけたら他のレビュアーに直接確認・相談してください。
たとえばセキュリティ上の問題がパフォーマンスにも影響する場合や、テストが不足している箇所がセキュリティリスクになる場合など、お互いの視点を活かして議論しながら最終レポートをまとめてください。
実行すると、エージェントチームが作成され、3 つのエージェントが並行して動いてくれている様子が伺えます。

セキュリティレビュアーエージェントが、パフォーマンスレビュアーエージェントと共有しながら、動作していることが確認できます。これが今回のポイントである「AI が"お互いに相談"しながら動く」です。

ユースケース②:新機能の並行開発
新しいダッシュボード機能を開発するエージェントチームを作ってください。
- チームメイト1(API レイヤー担当):バックエンド API エンドポイントを実装
- チームメイト2(フロントエンド担当):React コンポーネントを実装
- チームメイト3(テスト担当):ユニットテスト・統合テストを作成
実装を始める前に、API の型定義とレスポンス形式をチーム間で合意してください。
実装中に仕様の変更や疑問が生じた場合は、関係するチームメイトに直接相談しながら進めてください。
各チームメイトは Sonnet モデルを使用してください。
ユースケース③:バグの原因調査(仮説の並行検証)
WebSocket 接続が切れるバグを調査するチームを作成してください。
それぞれが異なる仮説を持って並行調査してください:
- 仮説 A 担当:ネットワークタイムアウトが原因の可能性
- 仮説 B 担当:メモリリークが原因の可能性
- 仮説 C 担当:サーバー側の設定問題の可能性
調査結果を共有し、最も有力な原因を特定してください。
使うべき場面・使わない場面
Agent Teams はお互いの作業を邪魔せずに、バラバラに進めて後で合体させればOK!という状況で最大のパワーを発揮します。
順番に依存するタスクや同じファイルを複数エージェントで編集するような作業には向かず、そういった場合は単一セッションの方が効率的です。
トークンコスト
各インスタンスが個別に課金されるため、通常よりトークンコストが高くなります。
そのため、何でもかんでも Agent Teams を使うのではなく、独立性の高いタスクだけに絞って利用することを検討した方が良さそうです。
自分も、Pro プランを利用していますが速攻 5 時間制限がきたのでトークンコストはよくない方だと思います。
