概要
- Claude Code v2.1.152 で
/code-reviewに--fixフラグが追加された - 従来の
/code-reviewは diff をレビューして指摘を報告するだけだった -
--fixを付けると、レビュー後に修正を作業ツリーへそのまま適用し、さらに「再利用・簡略化・効率化」の提案まで出してくれる -
/simplifyは/code-review --fixを呼ぶエイリアスになった
「レビュー → 指摘を読む → 自分で直す」の往復が、「レビュー → 自動修正」になります。
そもそも /code-review とは
Claude Code 標準同梱の bundled skill で、現在の diff の「正しさ(correctness バグ)」をレビューしてくれるコマンドです。
ポイントは、従来は「report findings without editing files」=ファイルを編集しないこと。指摘は出してくれるが、修正は自分の仕事でした。
v2.1.152 で何が変わったか
ここに --fix が加わりました。リリースノートの記述はこうです。
/code-review --fixnow applies review findings to your working tree after the review, surfacing reuse, simplification, and efficiency suggestions;/simplifynow invokes/code-review --fix
つまり --fix は、指摘を作業ツリーへ適用するうえに、**reuse(再利用)/simplification(簡略化)/efficiency(効率化)**の改善提案も浮かび上がらせてくれます。
Before / After
--fix の内部フロー
--fix は「いきなり全部書き換える」のではなく、まずレビューしてから直す順序を守るめ、根拠のある修正で闇雲な変更になりにくいのがポイントです。
適用は作業ツリー上だけなので、git diff で確認してからコミットすれば安全。気に入らなければ捨てればよいだけです。
/simplify との関係
「コードを簡潔にして」用途の /simplify は、 /code-review --fix を呼ぶエイリアスとなり、公式ドキュメントにも「Formerly /simplify, which still works as an alias」と明記されています。名前で覚えていた人はそのまま使え、実体は --fix 付きレビューだと理解しておくと挙動の見通しが良くなります。
使い方の例
# 現在の diff をレビューして修正まで適用
/code-review --fix
# effort を上げて広めに見てから修正
/code-review high --fix
# レビューだけ(従来どおり、ファイルは触らない)
/code-review
# 指摘を GitHub PR にインラインコメントとして残す
/code-review --comment
# 特定の PR を対象にレビュー
/code-review max 1234
コミット直前のセルフレビューに /code-review --fix を挟み、git diff で確認してからコミットする流れが素直そうです。人間レビュアーへ出す前に機械的な指摘と簡略化を潰しておくと、PR レビューの粒度が一段上がります。
注意点
-
対象バージョン:
--fixは v2.1.152 以降 -
--fixは実際にファイルを変更するため、適用後は必ずgit diffで確認をする
まとめ
/code-review --fix は、レビュー体験を「指摘して終わり」から「自動で修正するまで」へ引き上げる小さくて効く変更です。コミット前の一手として、まずは挟むところから試してみるのが良さそうです。