#■概要#
API キャッシュを有効にして、エンドポイントのレスポンスがキャッシュされるようにできます。
- エンドポイントへの呼び出しの数を減らすことができる。
- API へのリクエストの低レイテンシーを実現することができる。
ステージに対してキャッシュを有効にすると、API Gateway は、秒単位で指定した有効期限 (TTL) が切れるまで、エンドポイントからのレスポンスをキャッシュします。
その後、API Gateway は、エンドポイントへのリクエストを行う代わりに、キャッシュからのエンドポイントレスポンスを調べてリクエストに応答します。
#■やってみる#
##□APIキャッシュを有効にする##
デフォルトでは無効になっているので、
- APIキャッシュを有効化にチェック
- キャッシュキャパシティ:0.5GB
- キャッシュ有効期間:180
ぐらいでやってみる。
※API キャッシュを有効にすると追加料金が発生します。
##□詳細 CloudWatch メトリクスを有効化にし、動作確認する##
- 詳細 CloudWatch メトリクスを有効化にチェック
CacheMissCountが1、その他はCacheHitCountとしっかりキャッシュが効いているようです。
API Gateway メトリクス | |
---|---|
4XXError | 指定された期間に取得されたクライアント側エラーの数。 |
5XXError | 指定された期間に取得されたサーバー側エラーの数。 |
CacheHitCount | 指定された期間内に API キャッシュから配信されたリクエストの数。 |
CacheMissCoun | API キャッシュが有効になっている特定の期間における、バックエンドから提供されたリクエストの数。 |
Count | 指定された期間内の API リクエストの合計数。 |
IntegrationLatency | API Gateway がバックエンドにリクエストを中継してから、バックエンドからレスポンスを受け取るまでの時間。 |
Latency | API Gateway がクライアントからリクエストを受け取ってから、クライアントにレスポンスを返すまでの時間。 |
#■リンク#
Amazon API Gateway