内容
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Athena を使用して Glacier Flexible Retrieval ストレージクラスと Deep Archive ストレージクラスで復元されたデータを直接クエリできるようになった。
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今までは、標準ストレージクラスにデータをコピーする必要があった。
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S3 スタンダード に保存されている最新のログと S3 Glacier Flexible Retrieval に復元された古いログを組み合わせると、1 つのクエリでストレージクラス全体のログ分析を実行することも可能。
やってみる
サンプルデータの準備
S3 にサンプルデータをアップロードしておき、Glueクローラでテーブルを準備しておきます。
ストレージクラス:スタンダードでの動作確認
とりあえず、ストレージクラス:スタンダードで通常通り Athena からクエリし動作を確認しておきます。
SELECT * FROM "<database name>"."<table name>" limit 10;
ストレージクラス:Glacier Flexible Retrieva への変更
S3 でストレージクラス:Gacier Flexible Retrieva に変更します。
テーブルプロパティの変更
ALTER TABLE SET TBLPROPERTIES コマンドを使用してテーブルプロパティを設定しておく必要があります。
ALTER TABLE table_name SET TBLPROPERTIES ('read_restored_glacier_objects' = 'true')
S3 で復元を開始
ストレージクラス:Glacier Flexible Retrieva での動作確認
同じようにストレージクラス:Gacier Flexible Retrieva で通常通り Athena からクエリし動作を確認します。
SELECT * FROM "<database name>"."<table name>" limit 10;