イントロ
先日、万博に行ってきました。当日登録でGUNDAM館の予約も無事に取れました。もちろん、他の方と同じように、エラーの多いパビリオン予約システムにはイライラしました。でも、よく考えてみると、もしかしたら、あのシステムのおかげで、私は救われたのかもしれません。
本題
当日登録システムとは
簡単にまとめると、
- 万博の一部のパビリオンは予約できる、枠の制限がある、当日(枠開放の指定時間)に先着で登録(奪う)できる
- パビリオンによって枠数が異なって、秒でなくなるケースが多い
- ボットを使って枠を登録する人がいる
出てきた課題
理想論だと、枠が多くて、ボットも人間も取れる
ただし、現実はそうではないし、加えてボットが早いので、人間よりボットが先に枠が取れるケースが多い
さらに、エラーの頻発で、それで諦める人もいる
解決案を探る
1). ボット検出
もちろんボットを検出してブロックすればいいけど、AIエージェントの時代で、低コストでボット検出はほぼ無理と考えるので、この万博のシステムのために大金を使ってボット検出仕組みを作るのも無理なので、この案の実現性が低い
2). サーバーのスペックを上げてエラーを無くす
これは落とし穴だと思っていて、サーバーのスペックが強くなるほど、ボットがさらに優位性を持って、結果的に全部のボットも予約が取れる可能性が高い
3). 仮想待合室を作る
これも案2と同じで、ボットが早くて、待合室があったら、ボットが列の最初を埋めることになるので、解決案にはならない
先着 + 運要素?
結局、純粋にスピード優先の仕組みだと、ボットが絶対に勝ちるので、ある程度運要素を入れたら方が良いではないでしょうという発想ですが、
敢えてエラーを起こす!
でどうでしょうか。サーバーのスペックを上げずに、一番早いボットでもエラーを遭遇する可能性があれば、やや遅い人間の方が逆に予約が取れる可能性が出てきます。
根本的な解決策ではないけど、先の案2と案3より、結果的に良いかもしれません。もちろんこれは自分が考えたことだけなので、万博は敢えてサーバーのスペックを上げないと思っていないです。
アウトロ
この案にもGPTに聞いたところ、モラル的にダメですよと返したけど、完全にボット対策ができない時代の中に、もっとクリエイティブな発想が必要でしょうかね。