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【Rails】form_withとかlocal: trueとかdata: { turbo: false }を理解してなかったので色々調べた

Last updated at Posted at 2024-04-25

自己紹介

はじめまして、はる(@lemonade_37)と申します。
駆け出しエンジニアとして約2ヶ月弱が経過しました🐣

概要

仕事中、form_with関係の実装で詰まり、自分の理解が浅かったツケが来たのを感じたので、調べてみました😇
お恥ずかしながら、スクール時代はRails5、今はRails7を触っており、Railsのバージョンごとでの違いがごちゃ混ぜになっていたこと、フォームのオプションやそもそもAjaxなどきちんと理解できていなかったので調べたことをまとめます。

間違っている箇所があるかもしれませんので、その際は是非教えて頂けると嬉しいです🙇

フォームの非同期送信に関するオプション

Rails5以前

フォーム送信時、デフォルトではページ全体がリロードされます。非同期処理をするにはオプションを明示的に設定します。

  • remote: true
    Rails5以前でフォームのオプションで使われていました。Ajaxを用いて非同期にします。

Rails5以降

form_withメソッドが導入され、フォーム送信時はデフォルトで非同期送信になりました。

  • local: true
    Rails5以降でフォームのオプションで使われていました。フォームが通常のHTTPリクエストとして送信され、ページ全体がリロードされます。
      
  • local: false
    Rails5以降でフォームのオプションで使われていました。Ajaxを用いて非同期にします。

Rails7以降

デフォルトでTurboが有効化され、リンクやフォームが基本的に非同期送信になりました。

  • data: { turbo: false }
    Rails7で導入されたTurbo Drive機能に関する設定です。フォームに限らず使用されます。
    Rails7では、Turbo Driveはデフォルトで有効であり、リンクやフォームのクリックがページの全体リロード無しに非同期的に行われます。
    この記載をすることで、Turbo Driveを無効にし、ページ全体をリロードする方式にします。

Ajaxとはそもそも何か

定義を調べてみました。Wikipedia1)より、

Ajax(エイジャックス、アジャックス)は、ウェブブラウザ内で非同期通信を行いながらインターフェイスの構築を行うプログラミング手法である。
XMLHttpRequest(HTTP通信を行うためのJavaScript組み込みクラス)による非同期通信を利用し、通信結果に応じてダイナミックHTML (DHTML) で動的にページの一部を書き換えるというアプローチを取る。
Ajax は『Asynchronous JavaScript And XML』の略

概念レベルでちゃんと理解できていない自分にとっては、こちらの記事が大変わかりやすかったです🙇‍♀️

HTTPリクエストとはそもそも何か

フォームのオプションでは、method: :postなどのようにリクエスト方法を指定することができます。
Railsのフォーム内で指定できるHTTPリクエストについて調べてみました。MDN2)より、

  • GET
    GET メソッドは、指定したリソースの表現をリクエストします。 GET を使用するリクエストは、データの取り込みに限ります。
  • POST
    POST は指定したリソースに実体を送信するために使用するメソッドであり、サーバー上の状態を変更したり、副作用が発生したりすることがよくあります。
  • PATCH
    PATCH メソッドは、リソースを部分的に変更するために使用します。
  • PUT
    PUT メソッドは対象リソースの現在の表現全体を、リクエストのペイロードで置き換えます。
  • DELETE
    DELETE メソッドは、指定したリソースを削除します。

ここまで調べた上でformを再確認

ここまで調べた+Railsガイドのフォームヘルパーのページを一通り読んでみた上で、
再度formを見てみます。

<%= form_with(model: @user, url: user_registration_path, method: :post, data: { turbo: false }) do |form| %>

この例の場合、
Userのmodelオブジェクトに紐づけて、user_registration_pathのurlに対して、POSTmethodでHTTPリクエストを送信する、フォームを生成しているということがわかりました。
またRails7において、このフォームではsubmit時にページ全体をリロードするようにdata: { turbo: false }が設定されています。

まとめ

今までオプションが多く、Railsのバージョンによっても書き方が変化したり、苦手意識を持ったままだったところを調べ、理解が少し深まりました。
また、ふんわりなんとなくAjaxって非同期通信のやつでしょ?という理解だったのが、実際の挙動について調べて勉強になりました。
まだまだRailsが深く理解できていない部分が多いため勉強していきます。

 

参考・引用記事

引用記事

1)Ajax - Wikipedia
2)HTTP リクエストメソッド - HTTP | MDN

参考記事

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