語彙枯渇サバイバル 〜沈黙の呪いと、私と、辞書〜
企画概要
あなたは、世界から言葉が急速に失われつつある「沈黙の時代」に取り残された、数少ない「語彙保持者」の一人です。しかし、あなた自身の語彙力も日に日に衰えていきます。この意味不明な状況で生き延びるため、フィールドに散らばる「単語の欠片」を集め、新たな言葉を生成し、この世界と対峙するPC向けサバイバルゲームです。
ゲームシステム
1. 語彙力ゲージと単語リスト
画面にはプレイヤーの「語彙力ゲージ」と、現在使用可能な「単語リスト」が表示されます。語彙力は時間経過や特定の行動で減少します。リスト内の単語は、一度使用するとクールダウンが発生し、再使用には時間がかかります。
2. 言葉の収集と生成
フィールドを探索し、地面に落ちている「名詞の欠片」「動詞の欠片」「形容詞の欠片」などを拾い集めます。これらを組み合わせることで、新たな単語やフレーズを「生成」し、単語リストに追加できます。
例:[木] + [切る] = [木を切る]、[火] + [燃やす] = [火を燃やす]
3. 言葉によるサバイバル
この世界では、あらゆる行動が「言葉」によって行われます。
- 資源獲得: 「木を切る」で木材を獲得、「石を砕く」で石材を獲得。
- 生活行動: 「食べる」で空腹を満たす、「寝る」で疲労を回復、「火を燃やす」で寒さをしのぐ。これらの言葉には、それぞれに対応する「対象」と「語彙力コスト」が存在します。
- 環境変化: 特定の「単語」を発すると、周囲の環境に奇妙な変化が起きたり、隠された道が開かれたりすることがあります。しかし、時には危険な現象を引き起こすことも…。
4. 意味不明な敵と現象
プレイヤーを襲うのは、物理的な脅威だけではありません。突然訪れる「沈黙の呪い」により、一定時間一切の言葉が使えなくなったり、「矛盾の音」を放つ謎の存在が、プレイヤーの言葉を盗んだりします。「意味不明」な状況下で、適切な言葉を選び出す洞察力と判断力が求められます。
5. 辞書と謎
唯一の頼りは、所々ページが抜け落ちた古びた「辞書」です。しかし、その辞書もまた、言葉の力を失いかけているようです。なぜ世界から言葉が失われているのか、なぜプレイヤーは言葉によってサバイバルしなければならないのか、という根源的な謎が、この意味不明な世界の探索を促します。
面白さと特徴
- 言葉が物理的な価値を持つ奇妙さ: 抽象的な概念である「言葉」が、具体的なサバイバルリソースとして機能する意味不明な体験。
- 語彙力のジレンマ: 必要な言葉ほど語彙力を消費したり、クールダウンが長かったりするバランスが、プレイヤーに戦略的な思考を要求します。
- 予期せぬ結果: 言葉の組み合わせや使用場所によって、予想もしない現象が起きることがあり、そのカオスさが楽しさにつながります。
- ミニマルなグラフィックとテキストベースのUI: 個人開発でも作りやすいよう、アートリソースを抑えつつ、テキストUIとシンプルな3Dモデルで奇妙な世界観を表現します。