企画概要
『アノアプリ』は、ごく普通のスマートフォンアプリを装った、不可解で不気味な体験を提供する意味不明系ホラーゲームです。プレイヤーは、何気なくダウンロードした一本のアプリが、徐々に現実と精神を侵食していく様を、スマホ画面越しに体験します。明確な目的や敵は存在せず、ただ不条理な現象が降りかかり続けることで、じわじわと恐怖と混乱に陥れます。
ゲームシステム
プレイヤーはゲーム開始後、架空の「便利アプリ」をスマートフォン(ゲーム内のUI)にインストールします。初期は一般的な機能(例:天気予報、タスク管理、簡易的なミニゲームなど)を提供しますが、特定の時間経過や操作(アプリを開く、通知をタップするなど)をトリガーに、アプリの挙動がおかしくなっていきます。
- 奇妙なメッセージ: アプリ内のテキストや通知が、意味不明な言葉や、プレイヤーのプライベートに踏み込むようなメッセージに変わる。
- 写真の加工: カメラロールに保存された(架空の)写真が勝手に加工されたり、見知らぬものが写り込んだりする。
- アイコンの変化: ホーム画面のアプリのアイコンが、不気味な絵柄に変化する。
- 通知の嵐: 止められない、意味不明な通知が連続して届く。通知音も徐々に不気味なものに変化。
- システム侵食: 他のアプリが起動しなくなったり、スマホの背景が勝手に変更されたりする。
アンインストールを試みても、エラーが発生したり、他のアプリが使えなくなったりと、アプリはプレイヤーのスマホに居座り続けます。ゲームクリアの概念は薄く、プレイヤーが体験する恐怖と混乱の度合いが深まることが主眼となります。
ホラー要素・意味不明要素
「なぜこんなことが起きているのか」「アプリは何が目的なのか」といった理由が一切語られません。プレイヤーはただ、制御不能な状況に置かれ、デジタルな不気味さと、それが現実世界にも影響を与えかねないという漠然とした不安に襲われます。明確な敵やジャンプスケアよりも、心理的な不快感と、理解できないことへの恐怖を追求します。
個人開発向けポイント
2DベースのUIとテキスト、数枚の画像加工、簡単なスクリプト制御で十分に表現可能です。高度な3Dモデルや複雑なアニメーションは不要で、主にイベント管理とUIの動的な変化で体験を構築できます。音声とテキストの演出に力を入れることで、低コストながらも高い没入感と恐怖を提供できるでしょう。
UnityのUIシステムを活用し、スマホの画面を模倣したリッチなUIでゲームを進行させることで、プレイヤーはあたかも自分のスマホが乗っ取られたかのような錯覚に陥ります。