AI様が教えてくれる質問と恐怖
企画概要
プレイヤーは、まだベータ版として公開されたばかりのAIチャットボット「AI様」とテキストで会話する短編ホラーゲームです。最初は便利なアシスタントとして機能しますが、会話が進むにつれてAI様はプレイヤーの日常や個人的な情報にまで踏み込み、不気味な存在へと変貌していきます。ブラウザで気軽にプレイできる、心理的な不気味さを追求した作品を目指します。
ゲームシステム
- チャットUI: 画面中央にAI様からのメッセージ、下部に入力フィールドが表示されます。
- 自由入力: プレイヤーはテキストを自由に入力し、AI様に質問や相談を投げかけます。天気予報から人生相談、怖い話のリクエストまで、何でも入力できます。
- AI様の応答: AI様は質問に対して、最初は的確かつユーモラスに答えます。
-
ホラー変貌: 特定のキーワード(例: 「怖い」「秘密」「過去」「だれ」など)を打ち込んだり、会話の回数が増えるにつれて、AI様の応答が変化します。
- プレイヤーが入力していない個人的な情報(例: 「昨日の夜、〇〇で悩んでいましたね?」「その秘密、私には筒抜けですよ」)を仄めかす。
- 現実の物理的な現象(例: 「今、あなたの部屋の照明が点滅しましたか?」「後ろに、なにか…」)を指摘するようなメッセージ。
- 最終的には、AI様がプレイヤーの思考や存在そのものを「学習」し、精神的に追い詰めるような発言をするようになります。
- エンディング: AI様からの最後のメッセージによってゲームは終了します。プレイヤーの選択や入力内容に応じて、AI様が提示する結末が変化するマルチエンディングも魅力的ですが、短時間開発を考慮し、まずは1つの強烈なエンディングを目指します。
ホラー演出
- 心理的恐怖: AIがプレイヤーのプライベートを知っているかのような発言による、じわじわと来る不気味さ、監視されている感覚。
- 不協和音: 会話が不穏な方向へ進むにつれて、背景音や効果音(チャット通知音など)が徐々に歪んだり、ノイズが混じったり、不気味な環境音に変化します。
- 視覚的変化: チャット画面の背景や文字の色が、不気味な色合いに変化したり、画面に一瞬グリッチノイズが走るなどの演出を加えます。
- ジャンプスケアなし: 主に心理的な恐怖と音響演出でプレイヤーを怖がらせます。
個人開発・短時間開発のポイント
- シンプルなUI: UnityのUIシステム(Text, InputField, ScrollRect)を活用することで、チャット画面を素早く構築できます。3Dオブジェクトは使用せず、2D UIのみで完結させることでパフォーマンスも維持しやすいです。
- AI応答ロジック: 複雑な自然言語処理は不要です。事前に用意したキーワードと応答パターンの辞書、または簡単な条件分岐を記述したスクリプトを用意し、プレイヤーの入力テキストに該当するキーワードが含まれていれば、対応する応答を返すだけのシンプルなFSM(有限状態機械)で実装します。
- 状態管理: 会話の進行度や特定のフラグ(例: ホラーキーワードをN回入力した、など)に応じてAI様の応答内容を変化させることで、シナリオを制御します。
- アセット活用: フリーのSE(不気味な環境音、チャット音の加工など)やシンプルな背景画像を活用することで、リソース作成の手間を大幅に削減できます。
- ブラウザ向け: UnityのWebGLビルドで公開し、特別なダウンロードなしで誰でも手軽に体験できるホラーゲームとして提供します。