はじめに
大学1年生10月終わり~2年生9月まで働いていたアルバイト先で、プログラマー(フロントエンド+バッグエンド)をしていたときの話を書いていきます。
非常に書きたい内容が多く、定期的に追記するかもしれません。
多くの人に知ってもらいたいため、noteにも同様の内容を書く予定です。
※追記
noteにコピーしました
記事を書こうと思った理由
元々は、給料を支払ってもらうために労働基準監督署に従業員7人で相談していたのですが、1年かけて調査した結果、支払わせるのが難しいという結果になったため。支払いは諦めるという結果になりました。
(自分は、週2×6時間 10か月 70万円ほど未払いでした。)
支払いを求めている間は、証拠のために、製作物のリポジトリをプライベートで放置したり、あまり外で話をしていなかったのですが、就活が始まり、「実質個人開発になった(後述)し、公開した方が就活に有利かな?」と考え、記事を書きました。
逆に公開しないと、「大学生の間何作ってたの?」「製作物見せて」などと聞かれたときに困るので。
会社について
合同会社LLG (旧 合同会社LeyLineGroup)
代表:柳川信証
別件での逮捕記事
↑実家が麻布の寺なので、お金に困らないはずなのですが...
詳しいことは、Twitter本人アカウント、YouTuberの突撃動画などを調べてみてください。
バイト探し~現在
バイト探し
当時大学1年生だった自分は、エンジニアとしてのスキルを積みたかったため、様々なインターン、アルバイトを探していました。
しかし、遠距離通学と必修の多さが重なり、シフトの条件が合う場所が見つかりませんでした。
そこで見つけたのが「土日祝可 週1日以上 リモートワーク」この会社で、面接などいろいろあり、採用されました。
まさかのエンジニアがいない
採用後に、エンジニアが逃げてしまい、プログラミングをできる人が誰もいないということを知りました。
ここでかなり不安はあったのですが、いままで数百件アルバイトを探してきて見つからず苦労しのと、社風はゆるく、福利厚生が多かったので、辞めたくなく、そのまま業務を開始しました。
作るのは、「メルカリ」のようなフリマサイトでした。
開発環境などについて
何の言語、フレームワークで開発するのかを代表に尋ねたところ、「分からないから自由にやって」とのことだったので、開発の流れを知らない未経験の自分は非常に困りました。
とりあえず、自分の環境で動かさないといけないので、
言語:PHP
DB:MySQL
エディター:VS Code
環境:Windows+XAMPP
ライブラリ:Stripe(クレジットカードなどの決済用)
で作っていきました。
頑張ってコーディング
当時、一部の言語はまあまあ扱ってきたのですが、PHPは入門程度しかやってなかったので、GET/POSTなどの基礎的なところから調べつつ、作っていきました。
特に大変だったのが、お金の分配のところで、
Stripeに関しても、基本的な決済用のテンプレートしかなかったので、
「消費ポイントを引いた金額を請求」→「任意の方法で支払い」→「手数料を引く」→「残りを出品者に支払う」
を自分で実装するのが大変でした。
また、代表に「規約ページはどうしますか。」など聞いても、1週間返信がなかったり、話をかき消されてしまうのも非常に困りました。
給料が支払われない!
最初は、「製作物を提出したらまとめて支払われるのかな?」と思っていました。数か月経って、ある程度完成した時に「給料はいつ支払われるのでしょうか。」と聞いたところ、「もう少し待ってください。」と返されました。
この応答を数回繰り返したのち、他の方に「給料は支払われていますでしょうか。自分は数か月支払われていないのですが」と聞いたら、「それはおかしいから労基に相談した方がいいよ」と言われました。
その後、全員どこかしらの月の給料が支払われていなく、代表にLINEで問い詰めたり、特に強く問い詰めた1人が、グループから強制退場させたりなどがありました。
代表が失踪
2024年9月に、代表が失踪してしまいました。
自分は、どうしようもないので、いわゆる「飛ぶ」という形でバイトをやめました。
その後、「内容証明郵便」を提出したり、他の従業員と一緒に、渋谷区の労働基準監督署に行ったりしました。
最終的に...
最初に相談した方が、何度も労基と話し合った結果、代表の居場所をつかめない、一定期間以上(確か1年)働いた従業員がいないので、裁判での差し押さえや立替払いが難しいということが分かりました。
そして現在、支払いを諦めてこの記事を書いています。
この経験をして良かった点
良かったことはあまりないのですが、強いて言えば、面接での話のネタができたという点です。
「アルバイト、インターンの経験は?」「何を作ってきたか」「今までで苦労してきたことは何か」といった質問に対しての返答が非常に楽でした。
この経験をして悪かった点
たくさんありますが、一番大きかったのは、チーム開発などの、企業ならではの実務経験ができなかったという点です。
結構、面接だと「チーム開発の経験は?」と聞かれるところが多い(多分100%)ので、非常に痛かったです。
ただ、幸い、大学の授業や、インターンでこの辺の経験をカバーすることができたので何とかなりました。
あと、もう1つは、金欠でなにも買えないという点です。
大学生の楽しみである遊びにあまりお金をかけられなかったり、就活の準備ができなかったりで苦労しました。
エンジニアのアルバイト/インターンをしたい大学生へ
無理をして1年生から探す必要はありません。
理系ですと、シフトを開けられないので、こういう変な企業しか応募できません。
それなら、普通のアルバイトをやり、基本空きコマが増える3年生になってから探してみるのがいいと思います。
それまでは、
- 人を集めてチーム開発
- なにか作りたいものがあればすぐに作る習慣づけ
- 生成AIを適切に使えるようにする(AIの使用方法についても面接でほぼ聞かれます)
- ハッカソンに出る
- 作品をネット上に公開する
といったことをするべきだと思います。