0
1

More than 3 years have passed since last update.

古の書き方を卒業してちょいと今どきよりなJSを書こう

Last updated at Posted at 2020-06-25

はじめに

基本的にはワタクシ様はPHPを書いて日々過ごしているのですが、たまにjsを書いたりすることもあります。
さて業界では未だに js = jQuery みたいな方も少なくなく、jQueryでjsを覚えてそのままAngularとかに手を出さずCoffeeScriptとか通らなかった方はなんでか知りませんが、古文のようなES5以前のjsを書くことが多い印象があります。
ES6(ES2015)が世に爆誕してから5年も経つと便利さ、書きやすさが桁違いにUPします。
ES5があまりにも書きづらくてCoffeeScriptやTypeScriptやDartや Reactに関係ない方のJSX などといったaltJSと呼ばれるものが2010年頃からポコポコ生まれていったわけですが、それらの影響を受け、格段に書きやすくなった今どきなjsの書き方をふたつばかり紹介していきたいと思います。

varからの卒業

// ES5以前
var hoge = ''; // よくない

// ES6以後
const hoge = ''; // 中身が変わらない予定ならこっち(そのうち書き換えが効かなくなると思う)
let hoge = ''; // 書き換わるならこっち

var で変数宣言をする時代は終わりです。今は constlet です。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Statements/let
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Statements/const

varがダメなわけではないのですが、varは関数全体だったりとかグローバル全体に影響を及ぼしてしまい大変危険だったわけです。
「お前は今まで食べたパンの数を数えてるのか」ばりに宣言した変数名を全部記憶してるならvarでもいいのですが、そんな自身がないなら constlet を使いましょう。
使い分けとしてはずっと中身が変わらないなら const 、変わるなら let です。

functionからの卒業

// ES5以前
var hoge = function(fuga){return '';};
var obj = {
    onClick: function(e){
        return e.target;
    }
};

// ES6以後
const hoge = fuga => {return '';};
const org = {
    // 旧来のメソッド定義と同じ
    onClick(e){
        return e.target;
    },
    // こちらはthisがうごかなくなる
    onClick: e => {
        return e.target;
    },
};

ES5の頃はfunction宣言地獄だったわけですが、ES6以降はそんな心配はありません。
というか、functionというキーワードを書く機会もあんまりなくなると思います。
普通の無名関数ならかっこいいアローファンクションが使えますし、アローファンクション使うと「呼び出し元によってthisが変わっちまう問題」から開放されます。違う問題には直面しますが……
オブジェクトのメンバーに関数を定義する「メソッド定義」はちょっとJavaっぽい書き方ができるようになりました。
もちろんアローファンクション使ってメソッド定義もできるのですが、thisの意味合いが変わってしまうので、全く同じようには動作しないので注意が必要です。

参考記事

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1