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Linux (グループについて)

Last updated at Posted at 2020-08-29

ユーザーを管理する際に一つの概念として、グループについて理解しておきましょう。
「Aグループのみ閲覧可能なファイル」「Bグループのみ書き込み・閲覧可能なファイル」
上記のようにアクセス権を管理を行う際に使用したりします。

ユーザーは何かしらのグループに所属している必要があります。
グループには複数参加する事が可能です。
前回useraddでユーザーの作成を行いました。実はその際にグループも作成され、グループに所属されています。
groupsコマンドを入力してみましょう。所属グループを確認出来ます。

neko     $  groups
neko:neko

nekoグループに所属している事になります。
グループには2種類あって、プライマリーグループサブグループがあります。
ざっくりと一番基本となるグループがプライマリーグループで、それ以外のグループはサブグループで捉えてしまっていいでしょう。

groupadd

グループを実際に作成しましょう。groupaddコマンドで作成する事が出来ます。 今回はnyanyaグループを作成します。
root     #  groupadd nyanya

作成したグループの確認は、/etc/groupを使いましょう。
一番最後の行にnyanyaグループが表示されていると思います。

root     #  cat /etc/group

usermod

作成したグループにユーザーを加入させます。usermodコマンドを使用します。
usermodは、ユーザーの設定変更を行えます。
今回の場合だと、グループに加入となりますので -G(Group)オプションを使用します。
nyanyaグループにnekoユーザーを追加します。

root     # usermod -G nyanya neko

gruopsコマンドを使って、確認しましょう。

groups neko
neko : neko nyanya 

nyanyaグループに参加出来ました。

groupdel

グループの削除を行いましょう。groupdelを使用します。
nyanyaグループを削除します。

root      # groupdel nyanya

groupsコマンドで確認しましょう。
プライマリーグループを削除する事は出来ないので、注意してください。グループに所属していないユーザーが生まれてしまう可能性があります。

以上、、

         
  • groups
  •   
  • groupadd
  •   
  • usermod
  •   
  • groupdel

グループについてでした。

次へ→ファイル・ディレクトリについて

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