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Github Desktop 超入門

Last updated at Posted at 2022-04-27

この記事の対象者

  • Git が初めての人
  • Github Desktopを初めて使う人

この記事で扱うこと

  • Github Desktopの導入
  • リポジトリの作成
  • Commit
  • Push
  • Fetch & Pull
  • Conflictの解消(少しだけ)

そもそもGithubとは?

アカウントを作ろう!

  1. Githubにアクセス
  2. Username, Email address, Password を入力する
  3. 人間であることを証明して下さい
  4. メールアドレスに確認コードが届くので,認証してください
  5. アンケートに答えて下さい(英語ですが,適当に…)
  6. 料金プランはFreeでOK("Continue Free" 的なボタンをクリック)
  7. 完了!
  • usernameは他の人とかぶらないようにする必要があります
  • 学生の人は学生認証を受けておくと,有料プランが無料で使えます
    • このページの「Get Student benefits」から,学校のメールアドレス等を使って認証を受けて下さい

Github Desktopをインストールしよう!

  1. Github DesktopをDL,インストールしてください
  2. Github Desktop が起動したら,画面の指示に従ってサインインしてください
  3. 完了!

フォルダをGit監視下に置いてみよう!

フォルダをGit監視下に置くと,バージョン管理ができるようになります!
Githubで管理しているフォルダを Repository(リポジトリ) と言います.

  1. 適当な場所に新規フォルダ(ディレクトリ)を作成し,その中に(メモ帳などで)適当なテキストファイルを作って下さい

    test.txt
    Hello, world
    
  2. Github Desktop で File → Add a local repository を選択します

  3. 「Choose...」を押して先程のフォルダを選択してください

  4. 「This directory does not appear to be a Git repository.」という警告が出ますので「create a repository」してください

  5. 図のように設定して下さい

    Create repository.PNG

  6. 完了!

ファイルの編集とCommit

Gitでは,作業に一区切り付いた段階で Commit(コミット) することでバージョンを保存することができます!
「あーこの編集間違ってるなー…」とあとから気づいたときも, Commit してあれば 過去のバージョンに戻せます!

  1. 先程のテキストファイルを適当に編集し保存して下さい

    test.txt
    Hello, world!!!!
    
  2. Github Desktopを開くと,変更ログが表示されていると思います

    スクリーンショット 2021-06-19 午前11.17.47.png

  3. 作業内容を記載して,Commitボタンを押して下さい

    • このとき, パスワード等の機密情報をCommitしないで下さい
    • 次の工程でPush(インターネットへアップロード)すると,変更履歴ごとインターネット上に残るので,他者にパスワードが見られてしまう危険があります

    スクリーンショット 2021-06-19 午前11.18.57.png

  4. 「History」を押すと,変更履歴の一覧が見れます

    スクリーンショット 2021-06-19 午前11.22.21.png

リポジトリをインターネット上にPushしよう

インターネット上にリポジトリをPushすると,他人と共同編集ができたりします!
Gitを使えば,複数人で同じファイルを変更したりしても,うまいこと調整して変更をマージすることができます.

  1. (初回のみ)「Publish repository」を押します

    スクリーンショット 2021-06-19 午前11.24.11.png

  2. 基本的にはこのまま「Publish Repository」を押します

    • 「keep this code private」のチェックを外すと, 世界中に公開されます
    • privateであってもインターネット上にファイルの変更履歴が残ります.繰り返しになりますが, パスワード等を絶対に載せないで下さい. 後から消しても履歴には残るのでインターネット上に残ってしまいます.

    スクリーンショット 2021-06-19 午前11.25.36.png

  3. 2回目以降はインターネット上に登録されているので,「Push origin」になります.押すと,Commitの履歴がインターネット上にアップロードされます

    スクリーンショット 2021-06-19 午前11.30.03.png

  4. 完了!

インターネットから最新版のコードをPullしよう!

他の人がファイルを編集したり,別のPCでファイルを変更したりして,インターネット上のファイルが更新されたときは,その更新点を自分のPCに取り込む必要があります.
変更があるかどうかをチェックすることを fetch(フェッチ) ,変更点を自分のPCに取り込むことを pull(プル) と言います.
Github Desktopでは,クリックだけで fetch & pull できます!

  1. Commitしていない変更点がある場合は,先にCommitしてください

  2. 変更点がない場合 & Pushするものがない場合,以下のように「Fetch origin」と書いてあります.ここをクリックしてください.
    スクリーンショット 2022-04-28 1.27.25.png

  3. もしインターネット上のコードに変更がある場合,「Pull origin」となります.クリックしてください.
    スクリーンショット 2022-04-28 1.30.21.png

  4. インターネット上の最新のコードがダウンロード(pull)されます.「History」を確認すると,コードが変更されているのが分かります.
    スクリーンショット 2022-04-28 1.32.23.png

  5. 完了!

変更点が競合したときは…

複数人で共同編集したりすると,「ピンポイントで同じ行を編集しちゃった!」というときがあります.このとき,Gitは 競合(conflict) というエラーを出します.
スクリーンショット 2022-04-28 1.37.44.png

この状態でファイルを開くと以下のようになっています.
(この例では,インターネット上のコードでは3行目に中国語を,PC上のコードでは3行目に韓国語を追加してしまったとします.)

Hello, world!!!!!!!!!
こんにちは,世界!!
<<<<<<< HEAD
안녕하세요, 세계입니다!!
=======
你好,世界!
>>>>>>> 98585ed975dcabd612526be486329e6f4581655b
  • <<<<<<< HEAD======= の間に書かれているのが,PC上のコード
  • =======>>>>>>> [commit id] の間に書かれているのが,インターネット上のコード

こうなった場合は,手動でファイルを修正する必要があります.
(どちらの変更を取り入れるかは時と場合による.場合によっては両方取り入れることも.)

今回は, 両方の変更を取り入れる ことにしてみます.
この場合は, <<<<<<< HEAD , ======= , >>>>>>> [commit id] を消すだけでOKです.

Hello, world!!!!!!!!!
こんにちは,世界!!
안녕하세요, 세계입니다!!
你好,世界!

ファイルを編集して保存すると,以下のようにエラーが解消されます!
「Continue Merge」を押してください.
スクリーンショット 2022-04-28 1.44.09.png

これで再びCommitしたり,Pushしたりできるようになります.
(Conflictを解消した)

Pushすると,「Merge branch 'main' of ...」というようなHistoryが残っていると思います.
これがConflictを解消したCommitログになります.
スクリーンショット 2022-04-28 1.48.27.png

他にも機能がたくさん!

今回紹介していない機能として

などもあります.

Github DesktopはシンプルなGUIなので,初心者におすすめだと思います!
素敵なGit Lifeを!

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