こちらの記事はQiitaへの投稿の練習を兼ねて、社内向けに書いた記事になります。
身内感の強い内容となっておりますので、ご注意ください。
想定する読者
- 弊社の新卒入社者
- 弊社の中途入社者
- 弊社の研修担当者
概要
被研修者である私が、「次回以降の研修内容改善提案活動」を実施したことについてのまとめです。
この活動は以下のようなメリットがあると考えています。
被研修者のメリット
- 未経験者も貢献しやすい
- 受け身になりがちな研修期間でも能動的に活動できる
- コミュニケーションを生みやすい
研修担当者のメリット
- 被研修者視点でのフィードバックを得ることができる
- 研修に関する新しいアイディアを得られる可能性がある
研修の内容おさらい
私が入社した2022/10/1の中途入社者のうち、開発に配属された6名で受けた研修は以下のような内容です。
課題がクエスト形式
WBS形式で課題が列挙されているのですが、1つ1つの課題は
クエスト27-3
メンターと1on1をしよう。
などと表現されており、被研修者はゲームをクリアするような感覚で楽しく課題を実施できる工夫がなされていました。
ゲーミフィケーションという手法に近いと思われます。
おおまかなクエストの内容
- 入社後の諸手続き系
- ITの基礎(情報処理技術者試験など)
- プログラミング関係
- 社内ツール関係
- 自己研鑽関係
- 自社製品理解系
期間
研修期間は人によってばらばらであり、最短1か月、最長2か月でした。
理由としては、「早く配属させたい」という部署側からの要望や、本人のスキルが研修内容よりも高い場合などは、早めに配属させるためのようです。
実施したこと
協力者の呼びかけ
被研修者との朝会で、以下の説明をしました。
- 研修を達成するだけでは、普通の評価しかもらえない
- みんなで協力して「研修の達成 + 次回以降の研修の改善提案」でプラス評価を狙おう
そして大雑把な進め方の想定を示しました。
- まずはアイディアをブレスト
- あがったアイディアについて議論
- 自身が担当したいアイディアを選択
- 週次のMTGで進捗確認
上記の説明をしたところ、被研修者6名全員が参加してくれることになりました。
1. まずはアイディアをブレスト
「研修の内容を改善する案を、なんでもいいからとにかくたくさん出してください。」ということを指示しました。
ブレストでは、質より量が大事らしいです。なぜなら、「もう思いつかない…」という状態で絞り出したアイディアは、普通の頭では思いつかないようなアイディアになるから、とのこと。
▲Google Jamboardを使ってブレストをしました。(※画像はイメージです。)
2. あがったアイディアについて議論
ブレストで出てきたアイディアについて、グルーピングしたり質問しあったりします。
▲グルーピングはアイディアが多いと結構大変なので、しっかり時間をかけたほうが良いです。
3. 自身が担当したいアイディアを選択
議論ののち、残ったアイディアを表にまとめます。
そして各々で着手したいアイディアを選択します。
▲Google JamboardからGoogleスプレッドシートに場所を移しました。
4. 週次のMTGで進捗確認
週次のMTGを開催し、毎回参加者に進捗を発表してもらいます。
基本的には毎週なんらかの成果物が残るように活動をする方針としました。
また、ある程度着手して方針が固まったら、なるべく早く「明確なゴール」を決めてもらうようお願いしました。
(最終成果物がどうなるか、など)
実施する予定のこと
最後の週次MTG時には、研修担当者に各タスクの最終成果物を譲渡するつもりです。
また、次の入社者にもこの活動を共有し、引き継いでもらったり、また新たな活動をしてもらえたらと思っています。