株式会社リンクバルで記事を投稿させていただいておりましたLaineusです!
このたび6年務めた同社を退職して久しぶりの転職活動をしましたので、その話を書こうと思います。
転職の背景
リンクバルでは、マッチングアプリ『CoupLink』の開発チームで、Webフロントエンド/サーバーサイドを担当しておりました。
開発以外には、同開発チームのマネージャーの役割をいただき、チームマネジメントやメンバー育成などをやっておりました。
チームメンバーは、採用時から携わった新卒メンバー中心に構成されていたのですが、全員が優秀で非常に成長が早かったです。
僕は実装が好きなのでプレイング比率が高いマネージャーでしたが、
メンバーの成長によって、最後の1年は僕の開発タスクは大幅に減っていました。
その後、自分のチームのメンバーの一人が晴れてリーダーになったタイミングに合わせて、
バトンを渡す形で自分は次の会社に挑戦することに決めました。
ポートフォリオ
完成したポートフォリオはこちらです。
なぜ作ったのか
未経験からエンジニアになる場合は、業務実績の代わりにポートフォリオを作る場合が多いようですが、中途エンジニアである僕は以下のような理由で作成しました。
- 「職務経歴書」は、自分がアピールしたいポイントを伝えるうえで適切なフォーマットではない
- Qiita執筆物や個人開発といった業務外の成果物が多いため
- 画像や実際のページへのリンクつきで載せたいため
- 面接の口頭のやりとりのみでは、自分がアピールしたいポイントを全て伝えきるのが難しい
- 転職とは関係なく、今までのエンジニアとしての実績をまとめてみたかった
なにで作ったか
ポートフォリオを簡単に作れるサイトとかもあるようですが、
見せ方を自由にデザインしたかったので、HTML/CSS/JSで書きました。
(もし使いたい方が居りましたら、ソース勝手にぶっこ抜いてOKです)
気をつけたこと
- 成果物の列挙にならないこと
- 推したい内容に絞ること
見てもらうと分かる通り、内容量は結構多めになってしまっています。
とはいえ消したページも多く、業務実績は直近の1社分のみですし、個人開発物も3割くらいしか載せておらず、できるだけ見てもらいたいものに絞ってまとめました。
どのように提出したか
応募の際に自由記述の欄や成果物の欄があればそこにURLを記入しました。
履歴書と職務経歴書の添付欄しかない場合もあるため、職務経歴書の最後のページにもURLを記載しました。
選考の結果はどうだったか
理想は「Web系企業フリーパス」として使えるような、最強のポートフォリオを目指して用意してきましたが、結果やいかに―――。
自分から直接応募が4社、
スカウトをもらった中から5社ほど受けました。
フェーズ | 件数 |
---|---|
最終面接内定✨ | 2社 |
1~2次面接合格✨(辞退※) | 5社 |
1次面接で不合格💥 | 1社 |
書類選考で不合格💥 | 1社 |
いや落ちるんかーい👆💦
世の中そんなに甘くなく、最強とは程遠い結果となりました。
(※最も志望度の高かった2社から内定をいただいた時点で、この5社は辞退させていただきました。)
転職先
株式会社レコチョクへの入社を決めました。
音楽に関するサービスに携われるのがいいなと思ったのが一番惹かれた点ですが、
他にも、色々な細かな条件がマッチしていたためです。
既に先週から入社しているものの、まだ本格的には配属されていないので大した話はありませんが、
リンクバルはSlackのアイコンを自分の写真にする風潮があったので、同じノリでSlackに顔写真を設定したら、誰もそんな人居なくて恥ずかしかったので、ペットのイモリの写真に変えました。
作ってよかったか
よかったと思います。
1~2次面接では面接官が事前にポートフォリオを見てくれている場合が多く、
お互いに情報量が多い状態から面接をスタートでき、効率よく面接を進められたと思います。
また、完成したポートフォリオをあらためて眺めると、やはりこれら全てを既定の書類や面接だけでアピールするのは難しかったと思います。
なので、もしこれを作っていなかったら、不合格になったときに「あの質問のときあれもアピールしていれば受かったかな?」とか後悔していたと思います。
逆に今回不合格になったところは、アピールしたいもの全て伝えられたうえでの不合格なので、これで落ちるなら仕方ない、と受け止められました。
最近のWeb系企業の印象
あくまで僕が調べた会社(※)の中での印象です。
※toC系自社サービスを持っている会社かつ会社規模大きめなところを中心に探していました。
- 勤務形態はほぼフレックスor裁量労働制
- リモートは「0日+出社推奨日」や「週1-3日出社日あり」あたりが多い
- React多い・Vueは少数派
- RailsとPHP多い・たまにGo
- 大きい会社は大抵フロントとサーバーサイドで別れている
おわりに
がんばります🛩