最終的になにをしたか
いきなり結論ですが、今回はもともとやってみたかったETLとの連携はせずになんとなく触ってみたメールテンプレート機能が楽しくて軽く感動したのでそちらの紹介になります。聞き及んではいましたがSaaSって本当に便利ですね。レベル感としては低いものになるかと思いますが悪しからず。
タイトルの通りCRM(そもそもSaaSも経験なかったですが)を触ったことがなかったので簡単に始められそうで無料でできる範囲が広いものを、ということで色々調べていたらAPI周りがシンプルかつ基本的なものは揃っているらしいHubspotCRMが良さそうだったので使ってみました。体験版があるCRM製品自体はたくさんあるのですが、のちのち触ってみたいETL製品であるStitchとの連携を調べていたらHubspotはひとつの選択肢であるようです。また、CRM製品としては社内にSalesforceの知見があるので新規開拓の意味も込めています。
メールテンプレート
(これはセールス関連のデモ画面ですがこのような視認性の高い画面がローコードでつくれることにまず感動しました)
Hubspotはノーコード開発というよりも最終的にはエンジニアが触ることを前提で作られているらしくノーコードで全部、というわけにはいかないようですが少なくとも体験版の範囲ではコードを書くことなくチュートリアルに従うだけで重要な機能は全て自分で感触を確かめられます。
今回はそのうちのひとつであるメーリング機能について触れていきます。そもそも自分はHTMLメールについての知識が全くなくすべてコードが書かれていると思っていましたがこんな便利な機能があればHTMLの知識すら最低限でいいかもしれません。
こんな感じでドラッグ&ドロップだけでメールを作成していきます。自動化というなにやら怪しいボタンも見えますがこれは返信など何かトリガーがあった場合に自動でメールを送信するなどの機能です。
ここに関してはチュートリアル無しで自分の好きなようにいじれるので最低限のものをつくりとりあえず自分のアドレスに送信します。無料枠では2500通送れるそうです。
そして受信したのがこちら。
なんかそれっぽい!
制作時間わずか2分です。2分でつくったものを記事にするなよ...という話ですがむしろ2分でそれっぽいメールができるというスピード感に私としては感動しました。実際よほど凝ったメールをつくらないのであればテンプレートを組み合わせるだけで十分かと思います。
Hubspotを実際に使うなら
Starter、Professional、Enterpriseの3プランがありますがCRM製品としては標準〜やや安いSalesforce Sales Cloudよりもさらに安いです。また、海外では実績も豊富でSalesforceの代替品としては最も人気があるようです。
ただ、上述のように最終的にはエンジニアが開発することを前提につくられているためノーコード開発が目的ならば別の製品を使ったほうがいいかもしれません。