概要
前回の記事で脱マウスに欠かせない、コマンドプロンプトの後継アプリ、『PowerShell』について、御紹介いたしました。
勿論、PowerShellはアプリを起動したりするだけではありません。
今回はその活用事例を紹介していきましょう。
【活用事例➀】フォルダのツリー表示
PowerShellを使えば、簡単にカレントディレクトリ配下をツリー表示してくれます。
tree
実行結果は以下のような形です。
勿論ファイル出力も可能です。
tree >> treeDir.txt
上記のようにコマンドを打つと、下記の通りファイルに出力されます。
注意！！
ちなみにファイル出力には種類がありますので、注意しましょう。
★ファイルに追記
tree >> treeDir.txt
★ファイルに上書き
tree > treeDir.txt
【活用事例➁】フォルダ内容の一覧表示
仕事をしているとサブフォルダを含め、フォルダ内を一覧表示したいことがあります。
そんなときもPowerShellを使うのがオススメです。
ディレクトリ一覧の取得
dir -Recurse -Directory
ファイル一覧
dir -Recurse -File
ちなみにファイ名だけ取得する場合は以下のようにします。
dir -Recurse -File -Name
オススメの出力方法
ちなみに私は下記のコマンドを使うようにしております。
下記のコマンドを実行すると、フォルダ配下のデータを、フルパス、ディレクトリパス、ファイル名、拡張子、ファイルサイズ、最終更新日等を一覧表示し、『result.csv』ファイルに出力してくれます。
コピペで使えますので、
Get-ChildItem -Recurse -File | Select-Object FullName, DirectoryName, Name, Extension, Length, LastAccessTime, LastWriteTime | Export-Csv -Encoding Default result.csv
この通りです！！
本日は以上です。
是非、試してみてくださいね！！
最後に
最後になりますが、この記事が皆さんの成長の少しでも手助けになることを祈って、この記事を閉めたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。